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子供の「外遊び離れ」が加速中…日産が「セレナ」で家族の冒険を提案!

マイナビニュース / 2024年11月15日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

日産自動車は「NISSAN SERENA presents WONDER HUNTER」なるプロジェクトを開始した。いわく「家族のおでかけを通して子どもの成長につなげ、親である大人も知らなかったようなワクワクする体験を提供」するとのことだが、いったいどんなプロジェクトなのか。発表会を取材してきた。

現実世界とデジタルが融合?

「NISSAN SERENA presents WONDER HUNTER」(以下、WONDER HUNTER)は、アクティビティを通して自然や文化に触れ、子どもに学びや成長の場を提供する「家族版アドベンチャーツーリズム」だ。プロジェクトの開始日は11月13日で、終了日時は未定となっている。

具体的には、全国28カ所から認定したアドベンチャーツーリズム施設(WONDER HUNTER SPOT)のアクティビティに挑戦し、アクティビティのジャンルによって設定された「氷あるき」「川くだり」など17種類のスキル獲得を目指すという内容。スキルは施設に設置されたバーコードを読み込むことで獲得可能だ。

スキルの獲得数によって、アプリ上で「ビギナーハンター」「スーパーハンター」「エリートハンター」「マスターハンター」「レジェンドハンター」の称号が与えられる。

特設サイトからスキルを選んで体験を予約し、目的地までのドライブを楽しんだ後、実際にアクティビティを体験すればスキルをゲットできる。家族との思い出を作りながら、RPGゲーム感覚で学びや成長が得られるところがポイントといえる。

WONDER HUNTERの利用自体は無料だが、移動やアクティビティ参加にかかる費用は参加者の負担となる。現在は季節に合わせた冬のアクティビティをラインアップしているが、2025年3月に予定する一部アップデートで春・夏向けのアクティビティを追加する予定だという。反響によっては称号に応じた企画も検討するということなので、ぜひ家族でチャレンジしてみてほしい。
家族を外遊びに連れ出す「セレナ」も進化

日産がWONDER HUNTERを始めた理由とは? 背景には「子どもの外遊び離れ」がある。

国土交通省によると、1日のうち外で2時間以上遊ぶ子どもは全体のわずか9%にとどまる。一方で、近年の研究では、外遊びの体験が豊富な子どもは、そうではない子どもと比べてチャレンジ精神が高い傾向にあることが示されている。「子どもたちの物事に対する姿勢や考え方といった非認知能力が、外遊び離れによって失われつつある」現状が浮き彫りになっているというのが日産の見方だ。

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