1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

窓辺の小石 第192回 マイノリティ・レポート

マイナビニュース / 2024年11月15日 10時16分

画像提供:マイナビニュース

9月に入って、いきなり入院になってしまい、ニュース記事のチェックがほとんどできなかった。このためREALFORCEキーボードの「R3セパレートスペースキー」モデル(R3HI17)(以下セパレートスペースキーモデルと表記)の登場に気がつかなかった。今回は、このモデルについての「少数派からのレポート」である。というのは、恐らく、筆者のような使い方をしていないと、2つにわかれたスペースキーのメリットには気がつかないのではないかと思うからだ。
セパレートスペースキーとは

セパレートスペースキーモデルとは、スペースキーが2つに別れていて、キーとしてはそれぞれが別扱いになっているものだ。このため、カスタマイズで個別のキースキャンコードを割り当てることが可能になる。

基本的な違いは、この部分で、その他の部分は、REALFORCE R3シリーズのハイブリッド版(Bluetooth搭載モデル)とおなじである。ただし、カラーはブラック系、キー荷重は45g、キートップは昇華印刷のみで、テンキーのついたいわゆる109配列しか選択できない。

正直にいうと、筆者は、テンキーのついたキーボードがちょっと苦手だ。というのは、モニター、キーボードのフルキー部と体の中心を合わせたとき、キーボード自体のセンターが左に寄ってしまい、配置がアンバランスになるからだ。何かデメリットがあるわけではないのだが、左右が対称になっていないので、心がザワザワする。我慢できないほどでもないが、逆にテンキーがなくても困らないので、心の安寧を保つためにテンキーのないタイプを選ぶことにしている。

専用アプリケーションREALFORCE R3 Softwareを使うことで、スペースキーを2つの異なるキーとすることができる。筆者は、右側のスペースキーを変換キーに割り当てた。

まず、これでソフトウェアを併用して親指シフトキーボードとして動作させることができる。ただ、これについては、興味のない人には、何の役にも立たない情報なので多くは控えさせていただくが、Yamabuki Rとの組合せで親指シフトキーボードとしては最高の使い心地だった。

筆者は、日本語変換をスペースキーと変換キーの2つのキーだけで行う方法を使う。この方法では、英数入力はIMEオフで行う。日本語入力では単文節での変換を基本として、同音異義語の選択は、変換キーの連打で行う。通常の入力であれば、親指を「スペースキー」と「変換キー」から移動させる必要がなく、変換操作を最小限にできる(表01)。これについては過去に記事にした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください