1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

『SHOGUN 将軍』世界的ヒットの要因やエンタメ界に与えた影響 プロデューサーがシーズン2にも言及

マイナビニュース / 2024年11月15日 18時0分

真田は「時代劇通の方が見ても納得していただけるものを作りたい」と本物の戦国ドラマの制作にこだわり、衣装、小道具、所作指導などに関して日本の時代劇をずっと作ってきた職人を結集させたと話していたが、宮川氏もハリウッドと日本のタッグがあったからこそ、圧倒的なスケールながら本物の戦国ドラマを作ることができたという。

そして、プロデューサーという肩書きで日本人が参加できたことが大きかったと語る。

「アメリカは縦割りなところがあり、特に映画の制作においては、肩書きのある人の発言権が全然違って、脚本も早い段階で読めたり、前段階の話し合いに参加させてもらって意見を聞いてもらえるようになるので、真田さんや私がプロデューサーという立場で入れたというのが決定的だったと思います」

真田は今回が初プロデュースとなったが、現場での姿を宮川氏は称賛している。

「主演でありながらプロデューサーとしても動いてくださり、キャパが半端ないなと。すごいですよね。仕事量もストレスも誰よりも多かったと思いますが、毎日現場に最初から来て、最後までモニターを確認して。不機嫌なところを私は一度も見たことないですし、皆さんとしっかりコミュニケーションを取られていました」

続けて、「これからがさらに楽しみです」と真田の今後の挑戦に期待する。

「『ここがスタート地点』という表現をされていましたが、限界やゴールを決めず、より高いことへ挑戦し続けていて、自分を支えてくれた人や自分の背負っているものも考えながら進んでいく方だと思うので、『SHOGUN 将軍』のシーズン2、3もありますし、さらにこの先も世界でもっともっと大きな挑戦をされていくんだろうなとすごく楽しみです」

●世界のエンタメ界に示した多様性と日本のクオリティの高さ
また、本作がエンタメ界において、多様性という観点で大きな影響を与えられたのではないかと宮川氏は語る。

「ほとんどの出演者がアジア系で、しかも7割日本語という作品がエミー賞を総なめにしたというのは、本当にすごいことだと思うんです。日本人や日本文化ももちろん、今までハリウッドというスケールでスポットライトの当たってなかったようなマイノリティなストーリーや人々などにスポットライトを当てられる可能性を証明できたのではないかなと。多様性という観点で大きなインスピレーションになったのではないかなと期待しています」

そして、今後より多様な作品が生まれてくるのではないかと予想する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください