ゆずの未利用資源を保湿成分に! ポーラから香り高い新ボディソープが登場

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ポーラは、「失われるものを美しさに変えていく」をコンセプトに掲げるブランド「From Loss To Beauty(フロムロストゥービューティー)」から、高知県産ゆずの未利用資源「さのう」から抽出したオリジナル保湿成分配合の「フロムロストゥービューティー ボディシャワーシロップ」を12月1日に発売します。

11月15日に開催された「From Loss To Beauty 新製品発表会」で開発背景や新ボディソープの詳細を聞いてきたので、レポートします。
○2023年に立ち上げられた「From Loss To Beauty」

「From Loss To Beauty」は、各地域に眠る可能性を見出し今までにない新しい価値を生み出していきたいという考えから、「失われるものを美しさに変えていく」をコンセプトに2023年に立ち上げられたブランド。

ポーラ代表取締役社長の及川美紀氏は「地域に存在する眠っているもの、もしかしたら捨ててしまっているもの、価値がないと思われていた未利用の資源、これまで気づいていなかった宝の山。そうしたものから新しい価値を創造してまいります」と述べました。

ブランド第1弾のアイテムとして2023年に発売されたのは、島根県特産のブドウ品種「神紅」の栽培過程で廃棄される未利用資源「副梢」(葉茎)から美容(保湿)エキスをつくり閉じ込めた、ハンド美容液「フロムロストゥービューティ ハンドコンフィチュール」。

「神紅」の生産過程で摘み取られてしまう未利用資源「副梢」から抽出した「シンクエキス」を配合し、角層にうるおいを与えて透明感のある手肌に導くハンド美容液で、ブドウのみずみずしさを感じられると好評を博しています。

発売後1週間で初回生産分が完売し、同年に行った再販売でもすぐに完売という反響の大きさから、「神紅」の副梢を提供する生産者が増加し、2024年9月より定番化しています。
○「フロムロストゥービューティー ボディシャワーシロップ」の開発背景

ブランド第2弾のアイテムとなるのが、今回発売される「フロムロストゥービューティー ボディシャワーシロップ」。ゆずの未利用資源「さのう」から抽出した、ポーラ新規開発オリジナル保湿成分「ゆずのさのうエキス」配合のボディソープです。

高知県の清流のほとりに実るゆずは、ジャムや柚子胡椒、ポン酢など、さまざまな食品に加工されますが、その過程で白い袋の部分のさのうは廃棄されます。ポーラは、未利用資源としてこの「さのう」に着目。