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板尾創路、流れに身を任せ…俳優の仕事増 ほんこんとのコンビも継続中「求められたら…」

マイナビニュース / 2024年11月16日 9時30分

こうなりたいという願望はなくとも、芸能界から離れたいと思ったことも一度もないと言う。

「この仕事しかできないというのもあると思いますが、これだけ続けられてちゃんと生きてこられているので、たぶん一番合っているんだと思います。これからどんどん年を取っていき、演じる役も変わっていくと思いますが、年齢に見合った感じでやっていければと思います」

●「相方がいるってなんかいい」コンビ活動も流れに身を任せ…
今は個人での活動がメインとなっているが、ほんこんとのお笑いコンビ・130Rも解散しているわけではない。板尾は「解散する理由はないですからね。普段はそれぞれ活動していても、コンビ組んでいて相方がいるってなんかいいじゃないですか」と相方がいることに居心地の良さを感じているようだ。

とはいえ、昨年2人そろってテレビ番組に出演した際、ほんこんから「THE SECOND」に出ようと誘われるも板尾は拒否。

今後、再びコンビでお笑いをする可能性を尋ねると「興味を持ってくれる人も少しはいるかなと思いますが、期待されているようなことができる気があんまりしないので。頼まれたら考えるかもしれないですけど、今のところはそういうオファーはないですし、たぶんそんなに求められてないと思います」と、オファーがあれば検討するとのこと。

ほんこんからも真剣に相談が来たら検討するそうで、「今のところ真剣に話し合ってないのでわからないですけど、もし本気で来られたら考えないこともないです」と話した。

また、昔と今の違いへの懸念を口に。

「今はネタや表現に対する世間の目がすごく厳しいので、そういう中でやるのは窮屈だと思うんです。言いたいことが言えなかったり、昔できたことができなかったりするとストレスになると思うので、別に僕らがやらなくてもいいのかなと」

そして、「おじいちゃんになったときに2人で何かできたらいいなとは思いますけど。年を取ったときに田舎に営業に行ったり、そういうことがあるかもしれませんし、一緒にやれることがあるときはやればいいのかなと思います」と展望を語る。

コンビを継続しているからこそ、将来的にいろんな可能性がある。

「ずっとコンビで応援してくれている人もいますし、解散する必要がなかったらコンビのままでいいのかなと。求められたら2人でまたお笑いをやるかもしれないですし、求められなかったらこのままだろうし、流れに身を任せていこうと思います」

■板尾創路
1963年7月18日生まれ、大阪府出身。NSC4期生。相方のほんこんとお笑いコンビ・130Rを組み数々の番組で活躍。役者としても異色の存在感を放つ。2010年には映画『板尾創路の脱獄王』で長編映画監督デビューを果たし、『月光ノ仮面』(12)、『火花』(17)を監督。近年の出演作にドラマ『監察医 朝顔』シリーズ、『おちょやん』(20)、『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』(22)、『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』(23)、映画『決算!忠臣蔵』(19)、『ファーストラヴ』(21)、『リボルバー・リリー』(23)、舞台『聖なる怪物』(23)など。
(酒井青子)



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