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山本昌、鈴木伸之の野球シーンを称賛「打ち方とか打席での構え方などすごく様になっていますよね」

マイナビニュース / 2024年11月16日 12時56分

画像提供:マイナビニュース

野球解説者の山本昌氏が、きょう16日(24:05~)に放送される東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『バントマン』の第6話に、本人役で出演する。

ドラマ出演の感想から、投手から見たバントの印象、そしてプロ野球選手のセカンドキャリアまでを語ってくれた。

――バントについてはどんな印象がありますか?

やはりバントといえば、川相昌弘さんじゃないですか。世界記録も持っている方なんでね。川相さんがジャイアンツにいた頃は「何とかバントを失敗させてやろう」と思いましたけど、簡単に決められちゃうんですよね(笑)。その後は同じチームでプレーしましたし、僕らの世代でバントといえば、誰もが川相さんを最初に思い浮かべるんじゃないでしょうか。

――山本昌さんご自身の、バントに関する思い出を教えてください。

メジャーリーグの試合を見ていると、特に序盤ではバントをしないですよね。一方で日本は初回からバントということもあると思います。特にセントラル・リーグではピッチャーも打席に立つわけですが、そこでバントの指示が出ることも少なくありません。ただね、ピッチャーがバントを失敗すると、その後の回で打たれてしまうという印象があります。僕はバントが上手く決まった時の勝率は、結構よかったんじゃないかな。ちなみにプロ野球投手の中での、歴代最多儀打の記録(153)も持っているんですよ。そう考えると、バントを成功させたことで2、30勝くらいは勝たせてもらえているかもしれません。だから上手くて良かったなと思っています。

――主人公・柳澤大翔にちなんで、ホームランバッターに対する印象は?

ホームランバッターに関しては、王さんを筆頭に素晴らしい先輩方がいますけれど、僕はやっぱり同世代の打者の印象が強いですね。特に山崎武司は通算403本も打って、セ・パ両リーグでホームラン王に輝いていますからね。思い返すと、僕らの現役時代のほうが外国人選手のホームランバッターが多かった気がするんです。アレックス・カブレラ選手とかタフィ・ローズ選手とか…、ウラディミール・バレンティン選手もすごかったですね。今はそうした外国人選手のホームランバッターがちょっと見当たらないし、そもそもホームランが少ない野球になってきているのかなって思っています。

――これまでにドラマ出演の経験はありますか?

以前にも野球関連のドラマに出させていただいたことがあります。引退後にいろいろなお仕事をやらせていただいていますが、ドラマ出演は緊張するものの楽しいです。特に今回の撮影はいつも出演している『ドラHOT+』のスタジオでしたし、レギュラー陣と一緒だったので、落ち着いて収録に臨めました。むしろ、ちょっと笑いすぎたかもしれません。

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