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町田啓太「大河ドラマは挑戦の場」『光る君へ』で書に興味「自分のサインも流ちょうな字になればいいなと」

マイナビニュース / 2024年11月17日 20時45分

特に苦戦したのが漢詩。「ナレーションに被るところもあり、オンエアされているよりも長く覚える必要がありました。『これはちょっと危ないかも』と危機感はありました」と苦笑いを浮かべる。

それでも各々指導を行う人たちが熱意を持って取り組んでくれることで、町田自身もやる気が増していった。劇中では“芸事に秀でている公任”を見事に体現。町田は「先生方から『とても公任に見えました』と拍手してくださったことは、すごく勇気づけられました。一生懸命挑戦したことに対して、応えてくださるというのは、僕にとって大きなエネルギーになりました」とすがすがしい表情で語っていた。

役を通じて得たことが、自身の人生を充実したものにしてくれる――というのも俳優の醍醐味の一つ。町田は「なかなかプライベートで継続するのは難しいのですが、書は今後も学んでいきたい」と語ると「大人になっても書く機会って結構あるんですよね。自分のサインも漢字で書いているのですが、下手くそな字なので、もっと流ちょうな字になればいいなと思っているんです」と思いを馳せていた。

●1000年先まで語り継がれる藤原公任から刺激「僕ももっと…」
約1年半にわたる平安時代を経験した町田。長髪姿も大きな話題になった。「キャストの皆さんとも『ここまで長くなることは想像していなかったね』って話していたんです」と笑うと「道長さんもそうですが、だんだん髪が短くなっていくにしたがって、終わりに近づいてきたんだなとしみじみするんですよね」と大河ドラマならではの感想を述べる。

この1年半について「ほかの仕事をしているときも、ずっとどこかで『光る君へ』のことが頭にありました。それだけ僕のなかでは比重の大きな作品でした」としみじみ。

公任を演じたことで「僕も俳優という、ある意味で芸術の世界で挑戦している人間ですが、誰もが認めるようなものを1000年先まで残し、それが語り継がれている。演じれば演じるほど偉大な人だなと思いました」と影響を受けたことを明かすと「僕も公任ほどではないですが、もっと頑張って俳優という仕事にまい進したいなと思いました。とてもありがたい出会いでした」と総括していた。

撮影が終了したあと、伸ばした髪は切るのか――という問いに「次にどんな役をやるかによりますが」と前置きしつつも「切りたいですね」と語った町田。一方で「もっと長くなっていたり……」と笑うと「人生で一度ぐらいは角刈りにしてみたいんですよ」と秘かな野望を明かしていた。

■町田啓太
1990年7月4日生まれ、群馬県出身。2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格し、俳優デビュー。近年の主な出演作に、ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(20)、『青天を衝け』『SUPER RICH』(21)、『ダメな男じゃダメですか?』『テッパチ!』(22)、『unknown』(23)、映画『チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』『太陽とボレロ』(22)、『ミステリと言う勿れ』(23)など。

(C)NHK
(酒井青子)



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