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ミーレが食洗機をリデザイン - ラインナップを強化しよりエコに、使い勝手よく

マイナビニュース / 2024年11月18日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

ミーレ・ジャパンは12月16日に、現行のビルトイン食器洗い機をリデザインした新モデル(11機種)を発売する。価格は45万1,000円から。

新モデルでは、洗浄力と省エネ性能のバランスを高めた新しい洗浄プログラムを2つ導入。消費電力をおさえつつ、食器の種類に合わせて適切に洗い上げる。

日常使用に適した「ComfortWash 45℃」プログラムは、通常の汚れの食器と温度に敏感なグラスやプラスチックを、一緒にやさしく洗浄。所要時間は約2時間30分。もうひとつの「ComfortWash+ 55℃」プログラムは、さまざまな汚れが付着した食器をしっかりと洗浄、乾燥する。こちらも所要時間は約2時間30分。

新プログラムを導入した背景には、ミーレ本社がドイツで実施したサステナビリティ意識調査がある。それによると、「食器洗い機でECOプログラムを定期的に使用する」と答えたユーザーは30%にとどまり、ミーレは消費者が日常使いしやすい洗浄プログラムが必要と考えた。

現行モデルまでのECOプログラムは、手洗いの約15分の1という少ない水と少ない消費電力でゆっくり洗うため、洗浄完了まで約4時間を要する。寝る前や時間があるときに有効だが、所要時間の長さは普段あまり使われない要因のひとつでもあるだろう(新モデルでも従来のECOプログラムは継続搭載)。新モデルに実装した新しい2つのプログラムでは所要時間を約2時間30分に短縮し、消費者の環境意識を向上させる機会創出を図る。

また、庫内パスケットをリニューアルし、収納性を高めた。折りたたみ式で背の高いボトルなどにも対応するグラスホルダー、洗浄中の水圧で軽量なプラスチック容器やフタが飛ばないように固定するマルチクリップといった機能を追加している。G77シリーズ/G79シリーズには、ボウル、耐熱皿、鍋といったかさばる食器を立てかけて洗える「XL-Assist」もある。

ラインナップも強化し、日本向けとしてはミーレ初となる高さ85cmのXXLモデルを追加。背の高いキッチンカウンターにマッチするほか、庫内上段バスケットの高さも増えたことによって、下段に加えて上端にも大皿などをまとめてセットできる。

ほか、ステンレス製の標準ドアを装備したモデルを用意し、既存のキッチンに全面ステンレスの食器洗い機を取り付けるニーズに応えた(これまでは全面ステンレスにするには本体とは別途、ドア材を購入する必要があった)。
(林利明)

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