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NTT東西、最大800Gbpsのユーザー拠点間帯域保証型通信サービス提供

マイナビニュース / 2024年11月18日 19時21分

画像提供:マイナビニュース

NTT東日本とNTT西日本は11月18日、IOWN構想の実現に向けた商用サービスとして、通信ネットワークの全区間で光波長を専有するオールフォトニクス・ネットワーク(All-Photonics Network:APN)の技術を用いて高速・大容量の通信を可能とする新たなサービス「All-Photonics Connect powered by IOWN」を12月1日より順次提供開始すると発表した。

IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想とは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速・大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想を指す。

APNは、ネットワークから端末まで、すべてにフォトニクス(光)ベースの技術を導入し、現在のエレクトロニクス(電子)ベースの技術では困難な、圧倒的な低消費電力、高品質・大容量、低遅延の伝送を実現する。
○「All-Photonics Connect powered by IOWN」の特徴

「All-Photonics Connect powered by IOWN」は、APN IOWN1.0の特長である、高速・大容量、低遅延・ゆらぎゼロに加え3つの機能を提供する。

まず、Point to Pointの波長専有型100Gbps以上の回線として、世界最高水準となる最大800Gbpsの帯域まで提供する。

次に、提供エリア内の2拠点であればどこでもPoint to Point接続することが可能だ。主要都市間の接続を実現する広域エリアにおいてサービスを提供する。

さらに、APN IOWN1.0におけるOTU4のインタフェースでの提供に加え、100Gbps品目、400Gbps品目におけるイーサネットインタフェース(100GBASE-LR4、400GBASE-FR4/LR4)へ対応している。

回線の終端装置をNTT局舎に設置するため、ユーザーの拠点に設置する終端装置を不要であり、ユーザーの拠点の省スペース化・低消費電力化(両拠点で最大940W削減)に貢献する。
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