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ヤマハの電動アシスト自転車から新通学モデル「PAS ULU」デビュー!子乗せラインは夫婦共有仕様にフルモデルチェンジ

マイナビニュース / 2024年11月19日 7時10分

子乗せ電動自転車の新テーマは「夫婦共用」

子ども乗せ電動アシスト自転車「PAS babby」と「PAS kiss」も2025年、フルモデルチェンジを果たす。共働き世帯が増加し、父親の育児参加も当たり前になった今の時代に合わせ、「夫婦共用」がしやすいデザインへとアップデートされた。

開発ポイントは大きく分けて4つ。1つ目は『夫婦共用』を前提とした車体の設計だ。

「ここでハードルになるのが夫婦の体格差。現行モデルの『小柄なママでも扱いやすい』という点はそのままに、大柄なパパでもゆったり座れて、体格差のある夫婦でも共用しやすい工夫をしました」と山内さん。

2つ目は、安定感の向上と余裕のある製造力の搭載。こちらは誰が乗っても快適に運転できるよう改良を図ったという。

3つ目は、家族みんなの快適性を向上させるチャイルドシートのアップデート。「PAS babby」搭載の新型リヤチャイルドシート「ハグシートプラス」は、子どもを通すスペースが広く確保できる「開閉式ハンドルカバー」を採用したほか、座面のクッション性なども向上している。また、「PAS kiss」の新型フロントチャイルドシート「コクーンルームプラス」には、バックル同士を近づけるだけで簡単に固定できる「マグネットバックル」を新採用した。

4つ目は、ユニセックスなデザインカラーへの刷新。山内さんは「ワクワク感を体現するようなアクティブスタイル、スタイリッシュなアーバンスタイル、そして都会にも自然にも馴染むナチュラルスタイルなど、役割に合わせたラインナップを揃えました」と説明した。

実際に試乗してみると、「PAS babby」や「PAS kiss」は従来のモデルよりも遥かに跨がりやすくなっており、サドルの柔らかさも快適そのもの。フレームを低重心化したことで安定性も向上させたそうだが、確かに安定的でなめらかな走りが楽しめた。

「PAS ULU」のほうはワイドタイヤで安定感がありながらも軽やかな走り心地。何よりやはりデザイン性に優れていて、乗っていて楽しい自転車だと感じた。

「PAS ULU」は2025年3月21日、新型の「PAS babby」と「PAS kiss」は1月30日にそれぞれ発売予定。春の新生活を迎えるにあたって、これほど頼もしい相棒もそうそういないだろう。発売されたあかつきには、ぜひ店頭でチェックしてみてほしい。
(猿川佑)



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