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銀座ホステスが見たお金持ち 第9回 部下に慕われるお金持ちの特徴

マイナビニュース / 2024年11月21日 16時0分

一般的に上司の皆さんのお給料が部下のお給料よりも高額なのは、責任の量が増えるからでもあります。

それなのに部下の失敗に対して、上司が知らん顔をして「お前が謝って来いよ」なんて言っていたとしたら? そんな上司についていきたいと思う部下はいませんよね。

○「WHY」を多用する上司は要注意

部下が失敗した際に「なんでこんなこともできないんだ?」「なんでそんな初歩的なミスをするんだ?」「なぜそんなに仕事が遅いんだ?」と問い詰めるタイプの上司は最悪です。部下本人がその失敗の原因を分析し、解決できていたらそもそも失敗していないはず。

相手を追い詰め、答えられない問いを繰り返す上司は、はっきり申し上げて無能です。部下に対して「WHY」を繰り返したところで解決策が見つかるはずはなく、全くの無意味だからです。無意味なことに時間を費やすほど愚かなことはありません。

部下の失敗の原因を正しく分析し、改善策を示すのも上司の皆さんの役割です。部下がミスをするたびに問い詰めていると、部下がミスを隠すようになり、さらに良くない事態を招いてしまうかもしれません。
○尊敬される上司は背中で語る

20代30代の、いわゆる"ミレニアル世代"の部下を連れて銀座のクラブをご利用になるお客様を接待させていただく際に驚くことがあります。私には、上司と部下の関係があまりにもフラットに感じるからです。

例えば、上司の方がお話をされている間、部下の方は脚を組んだり、肘をついたりした姿勢でそのお話を聞いているのです。上司の方がカラオケで歌を歌っているときは、手拍子や合いの手を入れるわけでもなく、スマートフォンをいじっています。とてもフランクで、お友だち同士のような関係性に見えます。

「私の頃は」なんていうといかにもおばさんっぽくてイヤなのですが、私が新入社員で営業レディをしていた頃は、上司の話は背筋をのばして聞き、カラオケでは上司をヨイショし、上司の年代の方が好む曲を積極的に披露するように心掛けていました。

しかし、令和6年の上司と部下の関係は随分変わったのだと感じます。部下の方はモーニング娘。ではなく、K-POPを歌いますし、それに対して上司の方は「よくわかんないや」と言いながらも、手拍子で応じています。

とは言え、部下の方が上司の皆さんを尊敬していないわけではないとも感じています。部下の皆さんは口々に「この人、今はこんな感じで酔っ払ってますけど、仕事してるときはカッコいいんですよ」とおっしゃいます。

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