ヨーロッパで日本のチーズに熱視線、国際コンテストで受賞した国産カマンベールとは?
マイナビニュース / 2024年11月20日 13時9分
日本産チーズが、現在世界から高い評価を受けている。高品質かつプレミアムなチーズとして、国際コンテスト「World Cheese Awards」では2023年までに4大会連続受賞という好成績を残すほどの躍進ぶりだ。
今回はWorld Cheese Awards(以下、「WCA」)の出品支援事務所を運営する、NPO法人チーズプロフェッショナル協会主催の「JCA・WCA2大チーズコンテスト成果報告会」に参加。国産チーズの楽しみ方や、料理・お酒とのペアリングについて伺った。
○北海道のカマンベールが金賞受賞! ヨーロッパでも注目される日本産チーズ
ハードにソフト、青カビや白カビなど様々なチーズが、ジャンルの垣根を越えて、食感・風味・テクスチャー・外観といった複数の項目で評価されるWCA。
評価対象のチーズは一次審査で104のテーブルに分けられ、それぞれのテーブルについた審査員によってBronze(銅賞)、Silver(銀賞)、Gold(金賞)の評価を受ける(受賞しない場合もある)。テーブル内で金賞を受賞したチーズのうち、最も高い評価を受けたチーズはSuper Goldとして、二次審査に進む。二次審査を通過したチーズは最終審査に進み、その年のチャンピオンとなるチーズが選ばれるのだそうだ。
2024年大会には47カ国・4,786品のチーズが集結し、ポルトガルのヴィセウにて、この報告会前日の18日まで行われていた。チーズプロフェッショナル協会(以下、「CPA」)からは、国産ナチュラルチーズ生産者37工房・44品を出品。そのうち北海道にある工房「CHEESEDOM」の「瀬棚」という白カビをまとったカマンベールチーズが、本場ヨーロッパ産のチーズを抑えてSuper Gold賞を受賞した。
この結果について、CPAの会長を務める坂上あき氏は、
「現在日本はアジア地域の中で先駆者的な存在であり、高品質なチーズの産地という立場を確立しつつある。」
「瀬棚が評価されたということは、日本のチーズ作りの素晴らしさやチーズの原料である生乳の良さが認められたと感じた。」
とコメントした。
○白カビに竹炭使用も。個性豊かな日本産ナチュラルチーズを食べ比べ
この日は実際に国産ナチュラルチーズ9種類の試食も提供された。どれもWCAや、日本国内で2年に1回行われている「Japan Cheese Awards」、一般社団法人中央酪農会議が主催する「ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」で受賞経験のある製品だ。
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