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「中古マンション+リノベーション」3つの選択肢。おすすめはどれ?

マイナビニュース / 2024年11月23日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

前回の記事では、2024年現在のマンション市場と今後の推移予測についてお話しました。新築価格の高騰もあり、近年人気が増しているのが「中古マンション+リノベーション」です。その中でも複数の選択肢がありますので、今回はこの「中古マンション+リノベーション」をテーマにお話します。
○高まる中古マンション需要

「新築信仰が強い」と言われる日本。実際にアメリカやイギリスなど、住宅取引全体に占める中古住宅の比率が8割を超える諸外国に比べ、日本の中古住宅取引比率は2018年時点で15%を下回っていました。しかし昨今では、新築価格の高騰やリユースに対する意識の変化もあり、首都圏においては中古マンションの成約戸数が新築分譲マンションの供給戸数を上回っています。

建築から一定の年数が経過した中古マンションでは、設備や内装の劣化があり、リフォーム・リノベーションを必要とするケースが多くなります。
「中古マンション+リノベーション」の中には、大きく分けて3つの選択肢があります。それぞれに特徴がありますので、ご自身やご家族にマッチするものはどれか、ぜひ考えてみてください。
○(1)中古マンションを購入し、専門業者へリノベーションを依頼する

「リノベーション」と聞くとこのパターンを想起される方が多いのではないでしょうか。
メリットはプランニングの自由度です。水回りや梁・柱等、構造上の制約は多少受けるものの、注文住宅のように自身の好み・希望を最大限反映することができます。「叶えたい理想があり、既製品では実現が難しい」という方におすすめの選択肢です。

デメリットは他の選択肢に比べ費用がかかること、決めることが多く手間と時間がかかることが挙げられます。掛けられる予算や期間を踏まえ、取捨選択をする必要があります。
また、住宅ローンを利用する場合、リノベーション工事中も支払いが発生するため、現在の住まいと二重で支払う必要があります。加えて、一部の金融機関では住宅ローンにリフォーム費用を組み込めないケースもありますので、借入先の選択も注意が必要です。

設計の自由度が魅力である一方、個性の強い部屋は売却時、ニーズが合わず難航する可能性があります。将来的な住み替えを検討している場合は、その点も考慮することをおすすめします。
築年数が浅い場合や状態が良い場合は、ハウスクリーニングや鍵交換、クロス交換など簡易なリフォームのみ行う選択肢もあります。当社のお客様でも、既存の設備や内装を賢く活用しながら、部分的なリフォームを加えてお住みになられる方も多くいらっしゃいます。
○(2)中古マンションを購入し、自身で手を加える

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