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現金キャンセル界隈!? 「現金支払いのみだったら入店や購入をやめる」学生・新社会人が3割いることが明らかに

マイナビニュース / 2024年11月21日 10時1分

また、学生は「全国に店舗やATMがある(58.8%)」、「身近に店舗やATMがある(47.1%)」ことを重視していることに対し、新社会人は「全国に店舗やATMがある(33.5%)」、「身近に店舗やATMがある(31.5%)」と数値が下がる結果に。地元以外の土地で生活する機会の増加や仕事などで時間が限られる中で、店舗に行かなくても完結する銀行サービスを利用しているのかもしれない。

○社会人になって最も感じた「お金のあるある」

新社会人に対し、「社会人になってからお金に対する価値観や使い方に変化」を質問したところ、6割以上(66.5%)の人が「ある(28.0%)」「どちらかといえばある(38.5%)」と答えた。特に変化したものは、第1位「給与で生活費をやりくりするようになり価格をシビアにみるようになった(43.6%)」、「貯金を始めた、貯金額を増やした(43.6%)」、第3位「買い物や食事に使う単価が上がった(42.9%)」という結果に。お金に対する意識を堅実に持ちながらも、自分の欲しい物や食べたいものにはお金をかけることから、社会人になり忙しい日々の中でもタイパや生活の質を大事にしていることがうかがえる。

また社会人だからこそ感じた「お金のあるある」を聞いたところ、「想像以上に生活費や交際費にお金がかかり手元に残る金額が少ない(40.5%)」、「通勤や仕事での外出機会が増えるため交通ICのオートチャージ機能が便利(16.5%)」が上位を占める結果に。学生時代とは違う生活・交友関係から発生する出費や、忙しい中でも手軽・便利なサービスをより好む点に、社会人ならではの「あるある」を感じているようだ。

○現金支払いのみ場合は入店や購入を辞める「現金キャンセル界隈」

2023年のキャッシュレス決済比率は39.3%と経済産業省が公表している中、学生・新社会人に対して、現金とキャッシュレスの利用割合を聞いたところ、学生 63%、新社会人 68%と、どちらも6割以上がキャッシュレス決済を利用していることが明らかになった。学生、新社会人の7割が「ポイントが貯まりお得に使える」ことからキャッシュレス決済を利用していると回答している。

さらに学生、新社会人ともに34%がお店等での支払いが現金のみの場合、入店や購入を辞めたことがあると回答。日常生活で「めんどくさい」「コスパが悪い」と感じる行為をなるべく避けたい、いわゆる「●●キャンセル界隈」が注目されているが、「ポイントが貯まらない」現金での支払いのみの場合、入店や購入を面倒に感じる若年層の約3割が「現金キャンセル界隈」であることが判明した。
(Yumi's life)



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