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【絶景】富士山を巡る旅へ! JR東海の贅沢プランを堪能してきた

マイナビニュース / 2024年11月20日 15時0分

ツアー前半には、静岡県内で唯一の国宝建造物に指定されている拝殿を見学した。ここでは精神修養(心のお清め)を体験できるという。神職によくお祓いをしてもらったあと「人の一生は重荷を負て遠き道を行くが如し」で始まる、東照公 御遺訓を参加者全員で唱和。そして神棚に向かって二礼二拍手一礼した。齋藤さんには、久能山東照宮の歴史、社殿の見どころ、その修復方法について、また家康公と江戸時代についてなど、いくつもの興味深い話をうかがうことができた。

「わたしは作家 井上靖が好きなんですが、彼の作品にはよく富士山の描写が出てきます。彼が静岡県内の文化財を網羅する図録にあてた寄稿文には、こんな一節がありました。子どもの頃から富士山を見て育ってきた静岡県民、山梨県民は、みな各々、心の富士を持っていると。家康公も、そうだったのではないでしょうか。幼少期に駿府城で人質となり、青年期にも武田・北条と敵対するため駿府城に構えておりました。征夷大将軍を退いて隠居生活の地に選んだのも駿府です。おそらく心の中には常に富士山があったはず。ひいては久能山を通じて富士の山と一緒になり、天下泰平の世を守り続けたい、そんなことを考えていたのではないかと思うんです」(齋藤さん)

ツアー後半は、いよいよ禁足地『鎮守の杜』へ。断崖絶壁のけもの道を20分ほど登るという。はじめの5分で汗だくになる中年筆者。途中、齋藤さんには久能山の歴史、けもの道で見られる植生、久能城の史跡などを解説いただいた。ようやく山頂にある、小さな古社(末社愛宕神社)に到着。

さて古社の扉を開ければ、この裏手にそびえる富士山の絶景が拝めるというが―――。悩ましいことに、古社は大きくえぐれた岩盤の上に建っている状態。いつ崩落してもおかしくないんだとか。安全を最優先して、遥拝(遠くから拝む)してから下山となった。
超絶景の窓側席でカフェタイム

日本平ホテルの別棟にあるカフェレストラン「ガーデンラウンジ」では、ケーキセットプランも用意している。富士山、駿河湾、静岡市街を臨むことのできる"超絶景"の窓側2名席で、ケーキ1つ、ドリンク1杯がついてくる。料金は大人ひとり1,200円。

無人島リゾートは全室オーシャンビュー

「もれなく富士山キャンペーン」には、いくつかの宿泊プランも用意している。そのひとつが、海に囲まれた無人島のリゾート「淡島ホテル」に宿泊できるプラン。全室オーシャンビューの絶景と、静岡の海の幸・山の幸を堪能できるフレンチ&日本料理が用意されている。淡島桟橋からホテルまで、無料の送迎船が利用可能。料金は2名1室1泊で大人ひとりあたり26,950円~37,950円。

「もれなく富士山キャンペーン」は、スマートフォンのEXアプリからアクセスできる。ブラウザから「もれなく富士山」のキーワード検索でヒットするJR東海の公式ホームページからもアクセスできる。

取材協力: JR東海

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら
(近藤謙太郎)



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