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メルセデスの超高級ミニバンはどれだけ豪華? 新型Vクラスの「プラチナムスイート」に試乗

マイナビニュース / 2024年11月25日 7時45分

画像提供:マイナビニュース

メルセデス・ベンツがプレミアムミニバン「Vクラス」の新型を日本で発売した。高級ミニバンといえば日本のお家芸であり、トヨタ自動車「アルファード」がVIPの送迎車として大人気なのは皆様ご存じの通り。そんな日本でVクラスは輝けるのか、上級グレードの「プラチナムスイート」に試乗して確かめてきた。

全長5m超えのロングボディ

メルセデス・ベンツは1996年、それまで欧州などで販売していた商用車「ヴィト」を乗用車版に改良して発売した。これがVクラスの起源だ。今回の新型Vクラスは、2014年に登場した3代目Vクラスのマイナーチェンジモデル。基本デザインは大きく変わらないものの、内外装を刷新し、より洗練されたクルマに仕上げたとのことだ。

パワートレインは2.0L直列4気筒ディーゼルエンジンの1種類のみ。最高出力は163PS、最大トルクは380Nmとなる。ボディサイズや装備の違いによって以下の5つのグレードをラインナップする。

V 220 d、940万円
V 220 d ロング、975万円
V 220 d エクストラ ロング、1,020万円
V 220 d エクスクルーシブ ロング プラチナム スイート、1,355万円
V 220 d エクスクルーシブ エクストラ ロング ブラック スイート、1,370万円

今回は上記の中から、価格でいえば上から2番目のモデルとなる「V 220 d エクスクルーシブ ロング プラチナム スイート」に試乗した。

ボディサイズは全長5,140mm、全幅1,930mm、全高1,880mm、車両重量は2,530kg。全長だけでいえばV 220 dは4,895mmだが、最も全長が長いV 220 d エクストラ ロングとなるとV 220 d ロングよりも240mmも長い5,380mmとなり、見た目は小振りなバスといったところ。いずれにしても全長がかなり長いVクラスだが、注目したいのは内装(主に後席)だ。「プラチナム スイート」というグレード名を聞くと、どれほど豪華なのかと期待せずにはいられない。

さっそく後席に乗り込むべく、スライドドアを開ける。オフホワイトにも見える明るいベージュカラーのナッパレザーで仕立てられた「エクスクルーシブシート」は、2列目の標準装備だ(V 220 d ロングとV 220 d エクストラ ロングにはオプションで追加可能)。座ってみると全身が包み込まれる感覚で、車内が極上のくつろぎ空間になる。

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