メルセデスの超高級ミニバンはどれだけ豪華? 新型Vクラスの「プラチナムスイート」に試乗
マイナビニュース / 2024年11月25日 7時45分
走りについては、商用車ベースなので仕方ないことだが、滑らかでスムーズな走りを堪能することは難しかった。サスペンションには「AIRMATICサスペンション」を新たに採用し、滑らかな乗り心地を実現したというが、絶賛したくなるほどの乗り心地ではなかった。
Vクラスのライバルは国産の高級ミニバン勢となるはずだが、使い勝手の面からいえば、Vクラスにはもう少しがんばってほしいというのが正直な感想だ。質感の高さは文句ないが、かゆいところに手が届いていない。例えばトヨタの高級ミニバン「ヴェルファイア」であれば、最上級グレードを選んでも価格は892万円からで、上質な居住空間を満喫できて、使い勝手も申し分ない。
ベンツというブランド価値には揺るぎないものがあるし、Vクラスのエクステリアはかなり好み。買えるのなら買いたいという気持ちもある。
それだけに、もしも本当に購入するならという視点で実物に触れてみると、細かい部分が気になってしまった。ましてや1,000万円を超える価格ともなれば、ユーザーが多くを求めても無理はない。今後、日本のミニバン市場でVクラスが生き残っていくには、細かい部分をブラッシュアップしていくことが必須となるだろう。
室井大和 むろいやまと 1982年栃木県生まれ。陸上自衛隊退官後に出版社の記者、編集者を務める。クルマ好きが高じて指定自動車教習所指導員として約10年間、クルマとバイクの実技指導を経験。その後、ライターとして独立。自動車メーカーのテキスト監修、バイクメーカーのSNS運用などを手掛ける。 この著者の記事一覧はこちら
(室井大和)
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