ゼニスの名作をコレクティブ・オロロジーが再解釈、レトロな限定「デファイ スカイライン」

画像提供：マイナビニュース

2018年に始まった「コレクティブ・オロロジー」は、コラボレートウォッチの製作を軸としたコミュニティ。いくつものブランドとコラボレーションしてきており、今回のパートナーはゼニスだ。

ゼニスとコレクティブ・オロロジーのコラボレーションシリーズは10作目を数え、その記念すべきウォッチは「デファイ スカイライン C.X エディション」（Ref：06.9300.3620/63.I001）。200本限定、価格は168万3,000円。ベースモデルの「デファイ スカイライン」は、1969年に登場した「デファイ」を再構築したもので、オリジナルの高い堅牢性・耐久性が現代的なデザインをまとった。

「デファイ スカイライン C.X エディション」のステンレススチールケースは、交換可能な一体型ステンレススチールブレスレットと合わせて、マットなサンドブラスト仕上げ。そして、12角形のベゼル側面のみポリッシュ仕上げとしている。裏ぶた側面もポリッシュ仕上げだ。これらは「インダストリアルデザインを彷彿とさせ、大胆でありながらも控えめな印象をタイムピースにもたらす」としている。

文字板のレイアウトも再構築され、マットなシルバーグレーの上に「デファイ スカイライン」のシグネチャーである星空を描いた。より立体感を引き出しているのは、4つの点を結んだ星のエングレービングだ。文字板の中心部では深く刻み、縁に向かって徐々に浅く刻んでいくというグラデーション効果になっている。

1/10秒表示のサブダイヤルは、「デファイ スカイライン」スタンダードモデルの9時位置から、6時位置へと移動。日付窓は省かれ、バランスと対称性を追求したとしている。

また、1/10秒表示の針は、先端と「10」のマークを視認性の高いオレンジに。20世紀のインダストリアルデザインから得たインスピレーションを反映したという。

ムーブメントは、ゼニスの傑作「エル・プリメロ」に連なる自動巻き機械式の「エル・プリメロ3620SK」だ。約55時間のパワーリザーブや、正確な時刻合わせに役立つ秒針停止機構を備える。

ケース素材：ステンレススチール
ケースサイズ：41mm
風防：サファイアガラス（両面無反射コーティング）
ブレスレット：ステンレススチール、交換用に星空を描いたオレンジラバーストラップが付属（工具レスで交換可能）
裏ぶた：サファイアガラスのシースルーバック
防水性能：10気圧
パワーリザーブ：約55時間
（林利明）