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2024年は富裕層の7割が「資産増」、世界のお金持ちの投資方法を調べてみた

マイナビニュース / 2024年11月26日 11時0分

日本人にも人気の米国株は、配当をより多く出す傾向があり、年4回配る企業も数多くあります。著名な投資家のウォーレン・バフェット氏も配当株を好んでおり、バンク・オブ・アメリカ、コカ・コーラ、シェブロンといった銘柄を保有しています。

配当株には歴史ある大企業も多く含まれ、比較的安定した値動きを見せる銘柄もあります。安定して収益を伸ばしたい富裕層にとって、配当株は王道の投資方法です。

ただし、配当株も株価が変動します。企業自体にとくに問題はなくても、リーマンショックのような出来事によって、株価が大きく下がる恐れがあることは認識しておきましょう。
○債券投資

資産の安全性も重視する富裕層にとって、重視する投資方法の1つです。国や企業が発行する債券への投資は、収益性は株式より劣りますが、リスクを比較的抑えられます。

償還期限が来るまでは定期的に利息を受け取ることができ、償還期限には満額が戻ってきます。

ただし、債券も元本保証ではないため、途中で売却した場合には損失が発生する可能性があることに注意が必要です。発行元の財務状況が悪化すると、利子や元本の償還がストップする恐れもあります。
○不動産投資

富裕層は不動産投資に興味を示す方も多いです。マンションなどに投資をすることで、入居者からの家賃収入によって不労所得を得られます。

不動産は築年数が古くなるほど価値が下がるのが一般的ですが、立地やマーケットの需要などによっては、不動産価格が上昇することもあります。価格が高くなった時に売却すれば、購入時価格との差額の利益を得ることも可能です。

土地や建物は、実勢価格よりも相続税評価額が低くなるケースが多いため、相続税対策としても人気です。

ただし、空室が発生すると家賃収入が減少し、災害などのリスクもあります。建物の老朽化により多くの修繕費がかかることも想定しておかなくてはなりません。

安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら
(安藤真一郎)



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