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メルセデス・ベンツ、オープンエアドライブが魅力の「Mercedes-AMG CLE 53 4MATIC+ Cabriolet」

マイナビニュース / 2024年11月25日 7時0分

○インテリア

インテリアは人間工学に基づき、12.3インチのコックピットディスプレイと11.9インチのメディアディスプレイを配置。メディアディスプレイは約6度、ドライバー側に傾けた仕様となっており、日差しの向きによる光の反射を防ぐため、傾きを2段階で調整可能にした。ダッシュボードのトリム、各操作スイッチパネル、ドアパネル、エアアウトレットなどにはアンビエントライトを装備。ブラックオープンポアウッドインテリアトリムは標準装備となった。

専用に開発したフロントシートは、2色のナッパレザー(ブラック、トンカブラウン/ブラック)を用意。本革シートは、夏場に熱くなりすぎないように太陽の赤外線を反射する特殊コーティングを施した。後部座席は2つの独立したヘッドエアバッグを採用し、衝突の影響を軽減するPRE-SAFE機能と組み合わせて乗員を保護。加えて、強化したボディシェル構造と剛性の高いAピラーによって、オープントップモデルながら高いレベルの安全性能を備えたとしている。

トランクは荷室容量が375リッター(ソフトトップ収納状態で285リッター)。60:40の分割可倒式リアシートのバックレストを倒すことで、長尺物も搭載できる。両手がふさがっているときでも、リアバンパー下部に足を近づけるだけでトランクを開けられるフットトランクオープナーも搭載した。

オプションのレザーエクスクルーシブパッケージでは、2色のAMGナッパレザーシート(ブラックとパワーレッド/ブラック)を選択できるほか、マルチコントロールシートバックパッケージ、シートヒーター機能付きシートベンチレーター(ともに運転席・助手席)などを含んでいる。
○パワートレイン

パワートレインは、3.0リッター直列6気筒ターボエンジンに第2世代のISGと電動スーパーチャージャーを組み合わせた「M256M」。従来の「M256」から改良が加えられ、新設計のインレット/アウトレットチャンネルやピストンリングを採用し、最適な燃焼噴射とターボチャージャーによって最大出力449PS(330kW)を発揮する。スーパーチャージャーの最大加給圧は1.5barになり、最大トルク560N・m(約10秒間のオーバーブースト時 600N・m)を発生。ISGも改良し、最大出力23PS(17kW)、最大トルク205N・mを追加する。

エンジンのパワーを四輪に最適配分する四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を備え、トランスミッションは「AMG SPEEDSHIFT TCT 9G」。サスペンションは「AMG RIDE CONTROL サスペンション」で、スプリング・ダンパー設定とアダプティブダンピングにより、高いハンドリング性能を提供する。車速に応じて前輪と後輪を制御するリア・アクスルステアリング、AMGドライブコントロールスイッチを備えたAMGパフォーマンスステアリングも標準装備だ。

オプションとして、AMGレッドブレーキ・キャリパー、AMGカーボンファイバーインテリアトリム、AMGダイナミックセレクトに「RACE」モードを追加したAMG ダイナミックパッケージも用意した。
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