1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

クルマのクイズ 第42回 ランクルのライバル候補筆頭? このクルマの正体は!

マイナビニュース / 2024年12月2日 8時0分

画像提供:マイナビニュース


日本の自動車メーカーが作る本格オフローダーといえばトヨタ自動車「ランドクルーザー」が有名ですが、もちろん他社も作っています。ライトゴールドカラーに塗られた写真の大型車はどこが作った何というクルマでしょうか!

ヒント:日産が海外で販売していたクルマです

中東の砂漠などで活躍したという4WDモデルです。エンブレムにはNISSANとありますね……。

――正解は次のページで!


○問題をおさらい!

正解はこちら!

○【答え】日産「パトロール スーパーサファリ」

答えは日産自動車の中東法人が販売していた「パトロール スーパーサファリ」です。

日産「パトロール」自体は1951年に登場した警察予備隊向けの四輪駆動車が初代(60系)モデルでした。以降は、その車名が示す通り警察や消防、軍用の車両として世代交代を繰り返してきました。

海外向けはダットサンブランドで一般販売されていましたが、日本でも3代目の160系(1980年~)から名前を「サファリ」に変えたカタログモデルとして販売が始まりました。市販モデルなので、さすがに「パトロール」の名称はダメという判断だったのでしょう。

パトロール スーパーサファリのベースは1997年に登場した5代目(Y61系)。中東向け「パトロールサファリ」の上級モデルという立ち位置です。ボディサイズは全長5,080mm、全幅1,940mm、全高1,855mm、ホイールベースは2,970mmと巨大なクルマで、搭載するパワートレインは最高出力280PS/4,800rpm、最大トルク46.0kgm/3,600rpmを発生する排気量4.8Lの「TB48DE」型直列6気筒ガソリンエンジンでした。ボディサイドには「4800 VTC」(VTCはバルブタイミングコントロールの頭文字です)と「SUPER SAFARI」の文字が誇らしげに描かれています。

ラダーフレームに装着したサスペンションは、テレスコピックショックアブソーバーとトーションバーを組み合わせた前3リンク、後5リンクのヘビーデューティコイルスプリング。ハイパワーなエンジン(TB48型はチューニングが容易で、さらなるハイパワーバージョンが中東で人気だったとのこと)と組み合わせることで、高速道路でのハイスピード走行と砂漠のさまざまな地形に対応したオフロードでの走りを両立したモデルとなっていました。

砂漠の細かい砂がエンジンやミッションの内部に入りにくい構造になっており、そのタフさが彼の地でも人気の理由になっていたそうです。ちなみに燃料タンクは95L+40Lの予備タンクとなっていて、長大な航続距離も自慢です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください