アイリスオーヤマ、宇宙服の技術で保冷力を高めたクーラーボックス

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アイリスオーヤマは、断熱材に宇宙服素材の技術を応用したクーラーボックス「HUGEL（ヒューゲル） エアロゲルソフトクーラーボックス」を12月16日に発売する。ECサイトや全国のホームセンターなどを通じて取り扱い、直販価格は25Lモデルで19,800円、40Lモデルで22,800円。

アイリスオーヤマは2022年から、6面全てに冷蔵庫の真空断熱技術を応用したハードタイプのクーラーボックス「HUGEL 真空断熱クーラーボックス」を提供しているが、より高い保冷力を求める声があったという。

今回、宇宙服にも使われるという高い断熱性を持つエアロゲル素材を採用した、持ち運びやすいソフトタイプのクーラーボックスとして「HUGEL エアロゲルソフトクーラーボックス」を開発。従来から約3分の1という軽さでも最大5.4日間保冷できるほか、側面・底面に18の多層断熱構造を採用し、約40度の高温環境において従来品と比べ約4倍の保冷力を実現した。

容量のめやすは40Lタイプが500mlのペットボトル約34本、25Lタイプが約27本。ソフトケースなので使用しない時は折りたたんで収納できる。底面には地面から本体を浮かせる５つの脚を搭載。保冷剤を入れるインナーポケットや肩掛け用ショルダーも搭載する。

40Lモデルの本体サイズはW44×D36×H37cm、重さは約2.7kg。25Lモデルの本体サイズはW39×D34×H36cm、重さは約2.4kg。
（村田奏子）