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最も衝撃であるはずのラストが自然な流れだった…『わたしの宝物』美羽が追い出された“その先”を描く第7話

マイナビニュース / 2024年11月28日 6時0分

そしてここまで、第1話で描かれた最初の“罪”のみで、一向に“罰”や“贖罪”のターンに差し掛からないのが、「托卵」の中心人物である冬月だ。しかし“何も描かれないこと”、それこそが逆にその“罪”をより明瞭にさせ、美羽や宏樹に下された激動の“罰”とは対照的に、ここへきて一つ一つの小さな事象が冬月をジワジワと苦しめる…“罰と気付いていない罰”という構図が、とてつもなく異様で怖ろしい。

今回の第7話では、これまでの“罪”から、どんな“罰”と“贖罪”が描かれるのか。注目してほしい。

前回、宏樹が子どもを引き取るという一つの区切りを見せたことで、ドラマが終盤に向けて広げた風呂敷を畳みにかかり、静かなクライマックスへと向かうのか?……とも思っていたのだが、やはり今作はそうはさせない。冬月がまだ気が付いていない“最大の罪”が明かされる瞬間が、もうそこまで来ている。

「テレビ視聴しつ」室長・大石庸平 おおいしようへい テレビの“視聴質”を独自に調査している「テレビ視聴しつ」(株式会社eight)の室長。雑誌やウェブなどにコラムを展開している。特にテレビドラマの脚本家や監督、音楽など、制作スタッフに着目したレポートを執筆しており、独自のマニアックな視点で、スタッフへのインタビューも行っている。 この著者の記事一覧はこちら
(「テレビ視聴しつ」室長・大石庸平)



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