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瀬戸内デザイングランプリ2024は「ふね」がテーマ!! - 防府市にて入賞作品展が開催中

マイナビニュース / 2024年11月27日 17時24分

画像提供:マイナビニュース

「瀬戸内デザイングランプリ2024」の入賞作品展が11月23日から12月1日まで、山口県・防府市の「防府市地域交流センター アスピラート」にて開催されている。今年のテーマは「ふね」。開催初日には表彰式が行われ、山口県内の児童・生徒たちに賞状が授与された。

○ポスターで船の魅力を伝える

今年で9回目の開催となった「瀬戸内デザイングランプリ」。山口県内のデザイナーが中心となりスタートした同グランプリは、地域の子どもたちのデザイン力の向上を目指している。応募資格があるのは、山口県の小学校・中学校・高等学校・フリースクールの児童・生徒たち。今年は共催団体として山口県内航海運組合、協賛団体として日本内航海運組合総連合会が加わった。

展示会場には、子どもたちによる「ふね」のポスターが集まった。会期中は入選作品を含む全203作品を鑑賞できる。

関係者に話を聞いた。今年は作品の募集期間中、小学生の部には42校から310作品が、中学生の部には45校から635作品が、高校生の部には23校から334作品が集まったという。審査は10月7日に行われ、入賞86作品、入選130作品が選ばれた。

テーマについては「海、湖、川などに浮かぶ船は、お客さんを運んだり、荷物を運んだりして私たちの生活を豊かにしてくれます。人力で漕ぐカヌーもあれば、風を動力にする帆船、そして油や電気でエンジンを動かして進む船など種類もたくさんあります。そんな船の魅力をポスターにしてもらいました」と説明する。決まりとして、ポスターの中には「ふね」か「船」の文字を入れること、あるいは船の魅力を伝える「キャッチコピー」を入れることが求められた。

そのほかのルールについても触れておきたい。クレヨン・絵の具・写真・パソコンなど画材は問わず。ただし立体物・パネル張りは不可とした。画用紙の大きさは、小学生の部は八つ切り(タテ380×ヨコ270mm)、中学生・高校生の部は四つ切り(タテ540×ヨコ380mm)。ちなみにポスターはタテ位置のみで、ヨコ位置はNGとなっている。

○どれも力作揃い

表彰式には、審査員を務めた山口市、岩国市、周南市、周防大島町のグラフィックデザイナーが出席した。

その冒頭、主催者を代表して瀬戸内デザイングランプリ運営委員長の新村則人氏は「皆さんおめでとうございます。私は小学4年生のときに美術の先生に出会ったことで、いまこうしてグラフィックデザイナーの仕事をしています。瀬戸内デザイングランプリが、皆さんにとっての貴重な出会いの機会になることを願っています」と挨拶。子どもたちの将来に期待を寄せる。

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