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準天頂衛星システム「みちびき」6号機の機体公開。7機体制で日本独自の測位実現へ前進

マイナビニュース / 2024年11月27日 18時0分

今後打上げ予定の5〜7号機の3機は、新たに「高精度測位システム」を搭載している点が、現行の初号機後継機や2〜4号機との大きな違いだ。衛星同士で測距信号をやりとりする「衛星間測距機能」と、地上局との間で測距信号を交わす「衛星/地上間測距機能」が加わることにより、ユーザーがより正確に測位できる仕組みを実現する。

このシステムは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が内閣府からの受託事業として実施するもので、今後5〜7号機を使って高精度測位システムを開発・実証。実証運用期間は7号機打上げ後、3年間を予定している。

JAXAでは、将来すべての準天頂衛星に両機能が搭載されれば、ユーザ測位精度は飛躍的に向上するとしている。たとえば、みちびき対応スマートフォンでは現状、誤差数cmを実現するセンチメータ級測位補強サービスは利用できず、測位精度は他国のシステム同様5~10mに留まっているが、高精度測位システムを活用することで、将来的には1mまで高精度化できるとのこと。

三菱電機は、みちびき6号機の機体公開に合わせて、報道関係者向けの説明会を同日開催。詳細は追って掲載する。
(庄司亮一)



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