ispace、月着陸船「RESILIENCE」'25年1月打上げへ。米フロリダ州で最終準備
マイナビニュース / 2024年11月28日 12時25分
ispaceは、月着陸船(ランダー)「RESILIENCE」を米フロリダ州に輸送し、打上げに向けた最終準備を開始したと11月27日に発表。打上げ予定時期を「最速2025年1月」に変更した。
同社がMission 2 ”SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”(ミッション2)で打上げる予定のRESILIENCEランダーは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターで各種地上試験をクリアした後、専用コンテナに格納。民間の航空貨物輸送機で、打上げ場のある米フロリダ州へ輸送した。ランダーには「TENACIOUS」(テネシアス)と名付けられた月面探査車をはじめ、商業ペイロードも搭載。これまで最速2024年12月打ち上げ予定としていたが、1カ月程度ずれ込むかたちだ。
ispaceは日米欧の3法人で活動しており、各地域の文化や多様性を活かしながら、1つの統合的なグローバル企業として宇宙開発を進めてきたという。最速2025年1月に打上げ予定のミッション2は日本法人が主導し、続いて2026年には米国法人が主導するミッション3を進める予定。さらに2027年には、現在日本で開発中のシリーズ3ランダー(仮称)を用いたミッション6も予定している。
ispace CEO & Founder 袴田武史氏のコメント
ミッション2に挑むRESILIENCEランダーは、ミッション1で得たデータやノウハウが反映された「HAKUTO-R」プログラムの集大成となります。このたび、射場がある米国フロリダ州への輸送が無事完了し、まずは安堵しています。ランダーにはお客様からお預かりしているペイロードが搭載されているのはもちろんのこと、多くのステークホルダーの皆様の期待もお預かりしています。様々な想いを乗せたランダーが、無事打ち上げの日を迎えるまで、引き続き最終調整を進めてまいります。
(庄司亮一)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ispace、ミッション2 RESILIENCEランダー、打ち上げ準備のため輸送完了。月への再挑戦!米国フロリダ州にて打ち上げの時を待つ
PR TIMES / 2024年11月27日 13時1分
-
ispace、日欧政府のJAXA-ESA将来大型協力に関する共同声明への署名を歓迎
PR TIMES / 2024年11月21日 11時45分
-
ispace「HAKUTO-R」ミッション2の月着陸船は2025年1月に打ち上げへ
sorae.jp / 2024年11月13日 20時25分
-
まだ見ぬ世界への挑戦!株式会社ジンズがispaceの「HAKUTO-R」プログラムコーポレートパートナーに新規参画
PR TIMES / 2024年11月12日 18時15分
-
栗田工業株式会社がispaceの「HAKUTO-R」プログラムコーポレートパートナーに新規参画
PR TIMES / 2024年11月12日 17時15分
ランキング
-
1そうはならんやろ! “炎の絵”を芸術的に描いたら…… “おきて破り”の衝撃ラストが1000万再生超え「泣いちゃいそう!」
ねとらぼ / 2024年11月28日 8時0分
-
2ECナビカードプラス、2025年3月で年間利用ボーナスポイントを終了
ポイ探ニュース / 2024年11月28日 11時26分
-
310000mAh前後の「大容量コンセントプラグ付きモバイルバッテリー」おすすめ4選 USBケーブル内蔵の3in1モデルも【2024年11月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月28日 6時25分
-
4携帯ショップで働きたい人が減っている――現役店員が語る“理由”とは?
ITmedia Mobile / 2024年11月27日 17時5分
-
5Dynabook、セルフ交換バッテリー機構を搭載した14型ノートPC「X74」
マイナビニュース / 2024年11月28日 11時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください