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26卒理系男子が選ぶ"就職先人気企業"、1位「伊藤忠」、2位は?

マイナビニュース / 2024年12月2日 6時30分

画像提供:マイナビニュース

ダイヤモンド・ヒューマンリソースは、「就職先人気企業ランキング調査」の結果を11月27日に発表した。同調査は2024年5月16日~9月26日の期間、ダイヤモンド就活ナビ2026に会員登録している、就職活動中の大学3年生と大学院1年生3,773人を対象にインターネットを用いて行われた。

文系男子に対して就職希望企業先を聞いたところ、「伊藤忠商事」が6年連続で1位となったほか、「三井物産」(2位)、「三菱商事」(3位)、「丸紅」(4位)、「住友商事」(5位)と総合商社がトップ5を独占した。

総合商社は、事業領域の広さや世界を舞台に活躍する商社パーソンのイメージから、文系男子学生のあこがれも引き続き根強く、絶対的な人気を誇ってきたという。資源バブルは一服したものの、好調な事業投資や円安を背景に、今期も総合商社の業績は高水準で推移している。

そのほか、大手金融機関は、長年据え置いていた初任給の大幅な引き上げを発表。3メガバンクの初任給はそろって25万円以上になったほか、基本給を底上げするベースアップなど若手社員の待遇改善が進んでいる。「三菱UFJ銀行」(6位)、「大和証券グループ」(7位)、「三菱UFJ信託銀行」(8位)、「日本生命保険」(9位)、「三井住友海上火災保険」(10位)とトップ10に5社ランクインした。

理系男子に就職希望先を尋ねたところ、「伊藤忠商事」が3年連続で1位となったほか、「丸紅」(2位)、「住友商事」(3位)、「三菱商事」(4位)、「三井物産」(5位)と文系男子同様総合商社がトップ5を独占した。

新型コロナ禍後の出社回帰によるオフィスビル事業、インバウンドの増加を受け、ホテルや商業施設なども堅調で好業績を維持する不動産デベロッパーは、「森ビル」(6位)、「三井不動産」(9位)と2社がトップ10に入った。

デベロッパー各社はDX(デジタルトランスフォーメーション)を経営戦略の要に位置付け、新たなデジタル技術やデータを活用したサービスの変革を進めていることも学生に浸透しつつあり、建築系や都市工学専攻学生に限らず理系学生の人気を集めている。

デジタル投資の拡大を背景に業績が好調なIT・情報系大手も引き続き学生の人気が高く、「Sky」(7位)、「野村総合研究所」(10位)とトップ10に2社入った。このほかトップ10には、コンサルティング大手のアビームコンサルティング(8位)が入った。

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