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SDGsと脱酸素社会の促進をめざす兵庫県三木市のふるさと納税寄附金の使い道とは?

マイナビニュース / 2025年1月4日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

兵庫県三木市(みきし)は、日本書紀・古事記にも記載があり、西暦645年創建の古刹・伽耶院(がやいん)、蓮花寺(れんげじ)がある古代から栄えた土地です。

伝統産業である「三木金物」は、西暦550年ごろにその基礎が作られたそうです。発展のきっかけとなったのは、1578年の三木合戦で、織田軍を率いた羽柴秀吉が行った復興策により、鑿(のみ)や鉋(かんな)などの大工道具の製造が盛んになりました。その後、現在まで続く「金物のまち」として繁栄しています。

気候は温暖で、降水量の少ない瀬戸内海気候の三木市は、ため池が多く、日本一の酒米「山田錦」の特A地区が多く存在する日本一の産地で、生食用ぶどうなどの生産も盛ん。

また、ゴルフ場数が西日本トップクラスを誇る25コースを有する「ゴルフのまち」でもあります。

そんな三木市では、ふるさと納税の寄附金を9つの使途に充てており、今回はその中から「神戸電鉄粟生線活性化事業、ごみ資源化奨励事業」という使い道について紹介! SDGsと脱酸素社会の促進をめざす取組とは、一体どのようなものなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。

今回は、「神戸電鉄粟生線活性化事業、ごみ資源化奨励事業」という三木市のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!
○三木市のふるさと納税寄附金の使い道「神戸電鉄粟生線活性化事業、ごみ資源化奨励事業」について

・対象年度:令和5年度
・対象使途:神戸電鉄粟生線活性化、リサイクル促進
・対象事業:神戸電鉄粟生線活性化事業、ごみ資源化奨励事業
・その事業に費やした総費用:5,484万円
・総費用のうち寄附金活用額:4,050万円

2050年にカーボンニュートラルの実現、2030年に温室効果ガス46%減(2013年度比)をめざし、国を挙げて脱炭素社会への取組が進められているなか、温室効果ガス削減の一層の推進を進めている三木市。

「神戸電鉄粟生線活性化事業、ごみ資源化奨励事業」は、公的部門だけではなく、市民や市内事業者を含め、市全体での温室効果ガス排出量の削減をめざす取組です。

環境負荷が少なく、かつ災害時に電源として避難所で使用できることから、電気自動車や水素自動車などの公用車導入に取り組んでいるほか、神戸電鉄粟生線活性化協議会において、生活の足である神戸電鉄の維持・活性化を行い、既存の電車路線を存続・活用することで温室効果ガス削減につなげています。

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