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TBSとは異なる世界観…フジの池井戸潤作品『ようこそ、わが家へ』“ホームドラマ×サスペンス&ミステリー”を生み出した大胆な脚色

マイナビニュース / 2024年12月4日 11時0分

一方、フジの当作は淡々としたペースや力感のなさが不穏さを醸し出すなど真逆の世界観。これは『Dr.コトー診療所』『教場』シリーズなどを手がけた中江功監督らしい“引き”の作風と言っていいだろう。つまり、多くの人々がイメージする池井戸潤原作ドラマとは相当異なる世界観だけに、放送からまもなく10年になる今なお希少価値が高いのではないか。

日本では地上波だけで季節ごとに約40作、衛星波や配信を含めると年間200作前後のドラマが制作されている。それだけに「あまり見られていないけど面白い」という作品は多い。また、動画配信サービスの発達で増え続けるアーカイブを見るハードルは下がっている。「令和の今ならこんな見方ができる」「現在の季節や世相にフィットする」というおすすめの過去作をドラマ解説者・木村隆志が随時紹介していく。

木村隆志 きむらたかし コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月30本のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組にも出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』など。 この著者の記事一覧はこちら
(木村隆志)



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