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新津ちせ、生と死描く映画で感じた成長 最近の趣味も明かす「家族で競馬を見るのは私だけ」

マイナビニュース / 2024年12月10日 12時0分

――メガネは私物だったんですか?

新津:はい。当時、普通に使っていたものをかけていったら、それが採用になってびっくりしました。

――あのビジュアルにそんな裏側があったとは驚きです。薫という役柄を新津さん自身はどういう風に捉えていましたか?

新津:あんまり口数が多くないんですけど、母を亡くしたという喪失感がありつつも芯はあって、口にする言葉にちゃんと自分の思いが乗っかっている子です。

ちょっと場をかき乱したり突飛に見える行動もあったりするけれど、彼女の中ではちゃんと自分の理論にちゃんと芯が通ってるので、彼女は今どういうことを思ってこの行動をしたんだろうと自分でも考えて、筋を通して演じることを意識していました。

湯浅:実は衣装合わせの前に、ちせさんから長いお手紙をいただいたんです。質問状と言って良いのかな? 脚本を読んで知りたいと思ったことがたくさん書いてあったので、私もいっぱいお返事を書かせてもらいました。だからこそ、現場で言うことはなかったんです。

――作品に入る前に念入りに準備をするタイプなんですね。

新津:今回は特に、台詞で説明するより画の中で見せるシーンが多いので、「台本のここはどういうことなんだろう? 」と思うことが多くて、質問しました。

○人生初の五右衛門風呂に鹿との遭遇 岡山ロケの思い出

――岡山が舞台の本作ですが、ロケでの思い出はありますか?

新津:3週間くらい泊まりがけで撮影していたのですが、当時はコロナ禍だったので基本的にはホテルにいたんです。時々マネージャーさんと道の駅に行ってお土産を買うのが楽しみでした。あと、大量の教材を持ち込んでいたので、オフの日は勉強をしていました……。

湯浅:現場でも「今日ちせちゃん何してるの? 」「ずっと勉強してるらしいよ」という噂はずっと流れていました(笑)。

――時期的に、集まって何かするのも難しいタイミングだったんですね。

新津:最後の方に1回だけみんなでバーベキューのようなことをしたのが楽しかったです。お寺の子どもたちと一緒に手持ち花火をしたりして、すごく思い出に残ってます。

湯浅:撮影期間の最後の方でようやく状況が落ち着いてきたので、撮影隊とロケを支えてくださった地元の方と、みんなで集まることができました。

――作中に登場する伝統的な家屋やお寺も、ロケ地に実際にあったものと伺いました。今ではほとんど見かけなくなった五右衛門風呂も登場しますね。

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