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興玉に突然の襲撃、懸命な小夢を見守る芹田の切ない視線…『全領域異常解決室』最終回前の第9話

マイナビニュース / 2024年12月7日 12時0分

画像提供:マイナビニュース

“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(通称「全決(ゼンケツ)」)が解決していくフジテレビ系ドラマ『全領域異常解決室』(毎週水曜22:00~)。11日に放送される第9話(※FODで先行配信中)では、月読命・佃未世(石田ひかり)が死ぬ間際に何者かに「天石戸別神は興玉雅」とメッセージを送っていたことが発覚。それを見た小夢は…。そして興玉の身に危険が及ぶ。

○ペンで刺され出血が止まらない興玉

荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)は、直毘吉道(柿澤勇人)からの情報により興玉雅(藤原竜也)とヒルコの関係に不信感を抱き、興玉に事情を聞く。そんな中、興玉は警察の資料から月読命・佃未世が何者かに「天石戸別神は興玉雅」とメッセージを送っていたことを知る。

その後、全決に戻った興玉だったが、突然の襲撃に遭い、ペンで刺される。それは、神器・天之加久矢の矢尻で雨野小夢(広瀬アリス)が仕留められた時にも使われた特別なものだった。傷口からの出血が止まらず、徐々に弱っていく興玉。その時、豊玉妃花(福本莉子)、芹田正彦(迫田孝也)、村主虎飛矢(名村辰)がやって来て…。

出血が止まらない興玉は、全決メンバーに自らが「天石戸別神」であることを打ち明ける。驚く一同。天石戸別神が生き残るためには一度、興玉としての人生を終わらせ、再度神の魂が生まれ変わるのが最善の策だが、興玉が死ねばヒルコは「小夢を殺す」という。興玉を助けるため、小夢は芹田とともにある場所へと向かう。
○小夢らしからぬ「本当におろかですね、人間って」

「全決」メンバーのうち、小夢が天宇受売命と分かり、興玉もまた天石戸別神だということが判明。メンバーの「もう一つの顔」が次々と明らかになってきた。そして前回のラストシーンでは、寿正(野間口徹)が宇喜之民生(小日向文世)に天石戸別神を消すように命じた。うつろな表情ではあるものの、頷く宇喜之。「全決」の局長を務め、穀物の神としてメンバーの食卓を楽しそうに取り仕切っていた宇喜之だが、彼もまた別の顔を持っているのか。

こうなると芹田や村主も疑わしく思えてしまう。メンバーみんなで宇喜之のお手製ピザに舌鼓を打っていた頃が懐かしい。もうあの頃には戻れないのだろうか。

小夢からは「本当におろかですね、人間って」という言葉が飛び出す場面も。人間を信用できない興玉に対して、それでも人間を信じると言い続けてきた小夢。この言葉には興玉も思わず「室長らしくないですね」と言い返す。この小夢の言葉は、前世が神だったからこその見地によるものなのか。それとも正義感の強さがゆえに、人間に不信感を抱くようになったのか。

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