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岡田圭右、芸人の仕事に“野球の考え方”を反映「ツーアウト満塁で指名された代打の気持ちで」

マイナビニュース / 2024年12月7日 19時47分

画像提供:マイナビニュース

東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『バントマン』(毎週土曜23:40~)に出演する岡田圭右が、撮影の裏側や見どころなどを語った。

――大の野球好きで知られていますが、ご自身の野球の思い出を教えて下さい。

少年野球時代から、試合ではよくバントをしていました。かなり上手かったと思うし、実際に監督も何かというと「バント!」とサインを出してきて。だから今回出演させていただく時に『バントマン』というタイトルを聞いて、まさに自分にピッタリのドラマだなと思いましたね。

――バントの名手ということは、思い出深いバントもありますか?

ありますよ! 岡田圭右伝説の一つに「清原vs岡田」という逸話がありまして。あの清原和博さんと岡田少年は、岸和田リトルリーグ時代に対戦しているんです。当時の清原さんは4番でエース、ピッチャーとしても凄くて、小学生の中に一人だけ高校生がいるような存在感を放っていました。そんな清原さんと一打席だけ対戦する機会がありまして。ピッチャー・清原vsバントの名手・岡田!この名勝負の結果は…、まさかのスリーバント失敗でした(笑)

――普段の生活にも「野球の考え方」みたいなものが反映されるのでしょうか?

そうですね。後輩にもよく「フルスイングして帰って来い」と言いますし。何より芸人って、全てのお仕事に対して「ツーアウト満塁で指名された代打」の気持ちで臨まないといけないと思うんですよね。そこでなんとか爪痕を残していくことが重要。私の場合は結果的に、ヒットというよりも振り逃げでどうにか爪痕を残してきたのですが(笑)

――では、「ここはあえてバントに徹する」といった場面も?

当然ね、お笑いには皆で作り上げるようなところもありますから。バラエティ番組でいろんな芸人さんがいる時、「ここで自分はヒットを狙わず、バントに徹して相手を立たせよう」みたいな場面は少なくありません。そういう連携プレーは常に意識しています。

――今回は俳優としてのご出演ですが、どのような点がお笑いと異なりますか?

お笑いって、ある意味「一発勝負」の部分があると思うんです。それに対して俳優さんのお仕事は、何度もリハーサルを重ねて本番に臨むわけで、毎回きっちり同じことをしなければならない。芸人なら「何かさっきと違ったことをしてやろう」という気持ちが抑えきれない。だからリハを重ねて精度を上げていく俳優の皆さんのことは、芸人みんなが尊敬していると思います。

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