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山下智久、『神の雫』国際エミー賞トロフィーに感慨「重みがすごいです」

マイナビニュース / 2024年12月8日 10時29分

フルールは記憶に残っているシーンとして、「カミーユが最初にティスティングしないといけないシーンで、実はぶどうジュースを飲んでいたのですが、15~16回ほど撮影を繰り返したのでフラフラになってしまい、監督に最後にしてほしいと頼んだこともありました」と裏話を披露すると、監督はすかさず「本当のワインにすれば良かった!」とお茶目な掛け合いも披露。

そして、国際エミー賞の受賞について触れられると、おもむろに監督がリュックの中から金色に輝く国際エミー賞のトロフィーが取り出され、会場からあふれんばかりの歓声と拍手が巻き起こった。今回残念ながら、国際エミー賞の受賞式の会場に駆けつけることができなかった山下にトロフィーが手渡されると、「重みがすごいです。約10ヶ月間スタッフと一緒に撮影で様々な場を旅しながら、いろいろな試練を乗り越えて、心を1つに支え合いながら一生懸命に作品と向き合ってきました。それをこのように評価していただき、本当に幸せなことだと思います」と、改めて受賞の喜びを噛み締めていた。

フルールは「大きな達成ができたと思います。今回は演じた私たちだけではなく、クルー全員に贈られた賞だと思います。本当に夢のようなことが実現したと思っています」と声を弾ませた。

Season2について問われた監督は、「あまり多くのことは語れないのですが、実は朝5時まで撮影をしていたんです。その後1日会場いる山下さんはすごい体力と精神力の持ち主だと思いました」とハードスケジュールをこなす山下へ尊敬の念を口にした。そして、「Season2は新しい場所に行き、お互いの内面・外見も発見し合っていくという重要なシーズンです」と、新たな物語が楽しみになるような見どころを披露した。

最後にワインが好きかという質問に、山下は「フランスでの撮影の休日では、友人に教えてもらったフランスワインを飲むようにしていました。撮影後にはセラーを購入して自分でもいろいろなワインを集めて、勉強するのが楽しみになりました」とこの作品がきっかけでワイン好きになったと語った。

フルールは「父が料理人で、子供の頃からワイナリーに連れて行ってくれていました。その頃からワインの香りが好きで、ワインへの感覚が研ぎ澄まされました」と役と重なるエピソードを披露した。

楽しい時間もあっという間に終わり、ステージから去る最後の瞬間まで大きく会場に手を振り続ける山下、ハートマークを作り会場にたくさんの愛を振り撒くフルール、お茶目な笑顔を見せる監督の3人での息のあったステージが終了した。
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