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老舗「三星刃物」が刃物のまち・岐阜県関市のふるさと納税返礼品に選ばれた理由とは?

マイナビニュース / 2024年12月23日 8時0分

ふるさと納税の返礼品にも登録されている「和 NAGOMI」は、2015年に販売開始。たたずまいの美しさ、使いやすさ、長く使える切れ味などが称賛を浴び、メディアなどにも取り上げられるほど話題になったそうです。シリーズ累計販売本数は、なんと10万本!

そんな噂を聞きつけた関市のふるさと納税担当者は「日本一の刃物まちをPRするためにピッタリ! 」だと考え、返礼品への登録を打診。2016年から提供を開始しました。

「ずっとつき合える包丁を提供したい」という想いから、日々のメンテナンス(研ぎ)が新聞紙で簡単にできるように設計されているだけでなく、無料研ぎ直し券もついており、利用者に寄り添った製品となっています。

○三星刃物株式会社が提供する返礼品について

「和 NAGOMI」の三徳包丁、ペティナイフを紹介します。どちらも関市の中で人気の返礼品なのだそう。
○和 NAGOMI 三徳包丁

・内容量:三徳包丁×1
・寄附金額:3万2,000円
・返礼品登録された時期:2016年

ミシュランの星を持つプロたちも愛用する三徳包丁です。毎日の料理のしやすさにこだわり抜き、「ずっとつき合える」包丁を開発。さびにくく刃こぼれもしにくい鋼材を使用し、簡単なお手入れで切れ味が長く続きます。研ぎ直し券付き! ロゴ入りの上質な黒の化粧箱入りなので、贈答用にもおすすめとのこと。
○和 NAGOMI ペティナイフ

・内容量:ペティナイフ×1
・寄附金額:2万7,000円

通常のペティナイフよりも少し大きめの「和 NAGOMI」のペティナイフです。さまざまな料理に使えるユーティリティ・ナイフとして活躍! 手早く済ませたい“ちょっとした料理”をする際にも便利です。小回りが利くので、皮むきや飾り切りなどにも重宝する逸品。
○返礼品についての事業者の想い

世界に冠たる奇跡の刃物のまち・関市の地で150余年の歴史を持つ刃物メーカー、三星刃物。創業後、OEM事業を中心に進めてきた三星刃物が初の自社ブランド「和 NAGOMI」を開発したきっかけは、社長の妻の「どうして老舗刃物メーカーなのに自社ブランドがないの? 」という一言でした。
商品化に至らず山のように残ったサンプルから、社長の妻が「このデザインが好き」と取り上げた1本のステーキナイフが「和 NAGOMI」の原型となりました。「これを自社ブランドにできるんじゃないか」と、これまで培われた技術と品質の集大成として、何よりも自分たち自身が本当に納得できる、初めての自社ブランドを作ることを決意。刀鍛冶の曾祖父から数えて5代目となる渡邉社長。自らパン教室を主催する愛妻との二人三脚での新しい挑戦が始まりました。
社内にはデザインの専門家もマーケティングの専門家もいなかったため、簡単には進みませんでしたが、3年の歳月をかけて自社ブランド「和NAGOMI包丁」を開発。平成28年から関市返礼品に加わりました。
「ずっとつき合える包丁」は「手に馴染み、切れ味長く、手入れが簡単」なことが大切です。「新聞で数回研げば切れ味が良くなる」、さらに「無料の研ぎ直し券」付き。そのこだわりが伝わり、研ぎ直し依頼者から「和 NAGOMI」包丁の使い心地の良さについて「さすが関の包丁」と、賛辞の手紙を多く寄せていただけます。
本当に良いものを作り届けることで、寄附者様と私たち事業者もずっとつき合うことができ、地域産業のブランド向上にも貢献できることは我々の誇り。これからも、日本一の刃物のまち関から「一生つき合いたいと思ってもらえる本当に良いもの」を発信し続けます。

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