地方の生活コストは本当に安いのか? - FPが地方に移り住んで感じたこと 第155回 「学び直し」の支援を受けて資格を取得しよう!【自治体編】
マイナビニュース / 2024年12月11日 11時0分
「都心では物価が高いので、生活していくのが大変だ」または「地方は物価が安いので、生活費が都心に比べてあまりかからない」と世間で言われていることは、本当なのでしょうか。
お金の扱い方について、都心部と地方部では、違いがないのでしょうか。連載コラム「地方の生活コストは本当に安いのか?」では、ファイナンシャル・プランナーの高鷲佐織が、実際に東京と地方、両方の生活を経験して感じたことを交えながら、お金に関する情報などをお伝えいたします。
地方に在住し始めて新しい街を歩いたときに、気づいたことがありました。都心部に比べて資格学校の教室(校舎)が少ないことです。現在は、Youtube等のSNSで個人が情報提供して、資格取得までの学習方法を伝えているものもありますが、私個人としては、SNSで発信されているすべての情報が「資格試験の最新情報で、かつ、正しい内容である」とは限らないので、資格学校が作成しているテキストや問題集等を使って学習するほうが、安心感があります。また、国や自治体の学び直し支援として、一定の要件を満たした資格学校等の教育訓練施設の講座を受講すると、支援金を受け取ることができるので、結果的に少額の費用で資格を取得することが可能です。
今回は、自治体の「学び直し」の支援にはどのようなものがあるか見てみましょう。
○<対象者>
以下の【1】または【2】のいずれかに該当する人
【1】市内に在住している人
ただし、学生の場合は、当該年度に卒業を予定、かつ、就業を予定している人が資格を取得した場合に限る。
【2】四条畷市内の事業所等で継続的に勤務している人
<補助額>
・学習に要した経費×50%(10万円が上限)
さらに、資格を取得した場合は、学習に要した経費×70%(20%上乗せ、14万円が上限)
ただし、補助額が2万円に満たない場合は、対象外となる。
(例)39,000円×50%=19,500円→補助金の対象外(×)
40,000円×50%=20,000円→補助金の対象(○)
<対象となる経費>
・スクールや各種講座の学費
・自主学習のためのテキスト代や書籍代
・キャリアコンサルタントへの相談料
ただし、交通費や通信料のほか、学習に直接要しない費用は除く。
<対象資格>
・国家資格、公的資格、技能資格、その他それらに類する資格
ただし、社内資格、TOEIC、普通自動車第一種運転免許等は除く。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
高校生の娘は「看護師」と「助産師」で進路を迷っています。それぞれ「年収」や「学費」がかなり変わりますか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年12月22日 2時10分
-
年金だけで生活が苦しい時、生活保護以外に手だてはありますか?
オールアバウト / 2024年12月19日 21時40分
-
日本もまだまだ捨てたもんじゃない…国民を「生活の困窮」から救うこれだけの支援・助成制度
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年12月7日 10時15分
-
公立学校の教師の定年退職手当、地方自治体で違う?
オールアバウト / 2024年11月29日 21時20分
-
地方の生活コストは本当に安いのか? - FPが地方に移り住んで感じたこと 第154回 「学び直し」の支援を受けて資格を取得しよう!
マイナビニュース / 2024年11月27日 11時0分
ランキング
-
1ガサガサ肌が簡単に潤う!40・50代に使ってほしいボディケア商品3つ
つやプラ / 2024年12月22日 12時0分
-
2お金で何でも解決できそうな“超富裕層”に共通している3つの悩み。「絶対に負けられない戦い」も
日刊SPA! / 2024年12月22日 8時53分
-
3「痛くない親知らず」をそのまま放置するとどうなるか…「今すぐ抜いたほうがいい親知らず」の判断基準
プレジデントオンライン / 2024年12月22日 9時15分
-
4「海に眠るダイヤ」2018年を描く"最大の謎"の真相 現代編の設定が、なぜ「2024年」ではないのか
東洋経済オンライン / 2024年12月22日 14時0分
-
5たまに見かける!「クルマに垂れ下がった謎のゴム」冬の重要アイテムだった過去
乗りものニュース / 2024年12月22日 14時12分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください