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【医師監修】年末年始、体調不良になった時に市販薬を選ぶポイントは? 風邪、発熱、咳、腹痛など症状別に紹介

マイナビニュース / 2024年12月26日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

突然の発熱、咳、のどの痛み、胃腸の不調など、年末年始に多い体調不良。医療機関が休診で受診が難しい中、頼りになるのが市販薬です。しかし、薬局やドラッグストアに行くと種類が多すぎて迷ってしまうことも……。そこで今回は、ナビタスクリニック内科医の山本佳奈先生の監修のもと、症状別に市販薬の選び方を分かりやすく解説。急な体調不良でも慌てず、自分に合った薬を選んで賢く対処しましょう。健康的な新年を迎えるためのヒントをお届けします!

■風邪症状の対処法

風邪薬では、総合風邪薬の他、発熱、咳、のどの痛みに合わせた市販薬が販売されています。症状に合った成分を知ることで、より効果的に風邪に対処することができます。
■発熱・頭痛

発熱や頭痛が主な症状の場合、解熱作用や鎮痛作用がある市販薬を選ぶとよいでしょう。以下のような成分を含む商品を選ぶのがポイントです。
○・アセトアミノフェン

効果:発熱や頭痛の両方に効果的。胃への負担が少なく、幅広い年齢層に使用できる。
特徴:軽度から中程度の痛みや熱に最適。妊娠中の服用でも比較的安全とされている。

市販薬の例:タイレノールA(アリナミン製薬)、ラックル(日本臓器製薬)、カロナールA(第一三共ヘルスケア)
○・イブプロフェン

効果:解熱作用に加え、抗炎症作用があるため、炎症を伴う頭痛(副鼻腔炎やのどの炎症など)にも効果的。
特徴:発熱と頭痛の両方が強い場合に適している。ただし胃腸に負担をかけやすいので、胃が弱い人には注意が必要。

市販薬の例:リングルアイビー(佐藤製薬)、イブA錠(エスエス製薬)、
○・ロキソプロフェン

効果:即効性が高く、発熱と頭痛を早く抑えたい場合に適している。
特徴:飲みやすい錠剤が多く、効果が持続する。ただし胃腸が弱い人や空腹時は避ける。

市販薬の例:ロキソニンS(第一三共ヘルスケア)
■咳

咳の症状がある場合は、咳止めや痰の排出を助ける薬を選ぶといいでしょう。また、スプレータイプやドリンクタイプなど局所的に使用できる薬を選ぶのもポイントです。
○乾いた咳(空咳)

痰が絡まない乾いた咳や、コンコンと咳が出る症状には鎮咳成分のデキストロメトロファンを含む市販薬を選びます。即効性を重視する場合は液体タイプもおすすめです。

市販薬の例:パブロンせき止め液(大正製薬)、新コンタックせき止め液Wアタック(グラクソ・スミスクライン)
○痰が絡む咳

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