ヘルスケアシステムズ×医薬基盤・健康・栄養研究所、「腸内細菌検査キット」共同開発

マイナビニュース / 2024年12月11日 14時46分

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ヘルスケアシステムズと国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所は、新技術を採用した腸内細菌検査キットを共同開発した。

今回の腸内細菌検査は、特定の腸内細菌に反応する抗体を使って便中の細菌を特定する、従来と異なる技術を用いたもの。本技術は、医薬健栄研の副所長國澤純氏によって研究されてきた。今はまだ一般的ではない腸内環境を知る機会をより多くの人に提供したいと、両者で実用化に向けて共同開発が進められ、腸内細菌検査キットの製品化に成功したという。

特定の腸内細菌に反応する抗体を使って便中の細菌を特定する本検査は、従来の分析方法と比較して、より短時間、安価で大量のサンプルを処理できるため、大規模なコホート研究や、個人向けの定期的な腸内環境モニタリングなど、幅広い用途への応用が期待されているという。

なお、本検査キットは、ヘルスケアシステムズが協賛する2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンの公式アプリからの提供に向けて、準備が進められている。
（MN ワーク&ライフ編集部）