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Apple Vision Pro人気アプリ開発者に聞く、App Store Awards受賞の手応え

マイナビニュース / 2024年12月11日 23時0分

MARVELは、オリジナルのスーパーヒーローたちが活躍するコンテンツの世界観を、映画やコミック、ドラマなどあらゆる形の媒体に広げてきました。Fattouh氏は「その可能性を次世代の空間コンピュータによるイマーシブエンターテインメントにも広げることが、このアプリの大きな使命だった」と語ります。

Fattouh氏の開発チームは、Apple Vision ProのユーザーがDisney+が提供するアニメシリーズの世界観を同時に楽しめるように、アプリの中から各エピソードに飛べるディープリンクを配置するなど、スムーズなメディアミックスを実現するためのさまざまな工夫も凝らしてきました。

「What ifならではのコンテンツ体験として強く意識したことがあります。それは、180度の2Dビューと、360度の全天球ビューの両方の視点でストーリーの世界をシームレスに往来することで、視聴者とキャラクターたちとの結び付きを深めることでした。Apple Vision Proを装着してアプリを楽しむ人々は物語のオーディエンスであり、同時にキャラクターのひとりになりきって世界観に没入できるのです」(Fattouh氏)
「What if」をApple Vision Proで上手に楽しむ方法

ILM Immersiveスタジオでは、Apple Vision Proのユーザーがデバイス独自のハンドジェスチャーを有効に活用しながら、物語の中で自由自在に動き回れるよう、独自開発した10種類のハンドジェスチャーをアプリの中で使えるようにしました。

Fattouh氏は、Apple Vision Proのデバイスの魅力について、次のことを挙げました。

「何より画質・音質が優れていることです。Apple Vision Proがあれば、オリジナルのアニメコンテンツを、ご自宅のテレビとオーディオシステムで視聴している感覚と変わらない、高いクオリティのイマーシブエンターテインメントに違和感なく入り込むことができます。アニメシリーズの監督であるブライアント・アンドリュース氏が、What ifアプリの各シーンの監修もしっかりと行ってくれました。アプリでも、オリジナルシリーズのクオリティが忠実に再現されています」(Fattouh氏)

さらに、What ifアプリ単体でも高い没入感が楽しめるように、Apple Vision Proの優れた画質をフルに活かして水面のゆらぎや反射を忠実に再現したり、同時に複数のキャラクターが画面に登場するときの構図の作り込みも入念にしたそうです。

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