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家電レンタル最大手の社長が教える、成長志向の思考法 第1回 日常をヒントに - ビジネスの考え方

マイナビニュース / 2024年12月20日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

はじめまして。レンティオ株式会社、代表取締役社長の三輪と申します。

レンティオという家電やカメラのレンタルサービスを10年前に創業し、おそらく国内で最大規模の会社に成長させることができました。まだまだ道半ばではありますが、これまでの経験を読者の皆様にお伝えすることで、皆様の働き方や今後の未来に活かすことができるのではないかと思い、今回このような連載を書かせていただくことなりました。

私はいわゆる普通の人間で、特別頭が良いわけでも行動力があるわけでもないです。だからこそ皆様の役に立つ情報をお伝えできるのではないかと思っています。

私は、ビジネスマンに最も必要な能力は「考えること」だと思っていますが、「考えること」は決して特別なことではなく誰でもやろうと思えば簡単にできます。今回の連載では一貫してその思考法についてお伝えしたいと考えています。

私が創業したレンティオは、家電やカメラを「購入前に試したり」「買わずに一時的に利用したり」することができるサービスです。どのようなときにアイデアとして生まれたのか? と聞かれることが多々あります。

私の場合、若干ふざけているのですが友達の結婚式の余興で「たむらけんじさんのモノマネ」をしたことがきっかけでした笑

たむらけんじさんというと、デカい獅子舞が特徴なので絶対に必要です。その獅子舞を買おうと思い楽天市場やAmazonで検索したところ3万円くらいでした。お金ももったいないですが、なんといってもデカいので自宅に置く場所もないので諦めようとしました。

そんな中でふと、「獅子舞 レンタル」で検索したところ1社だけ見つかりました。1週間程度のレンタルで2万円くらいだったと記憶しています。背に腹は代えられないので、レンタルしてモノマネをして、そこそこの笑いを取ったあとで「レンタルビジネスって面白い」と思ったことをとても鮮明に覚えています。

3万円で売っているものを、2万円で借りる人(私)がいる。ということは、置く場所代などを差っ引いて考えても1年で1回くらいレンタルされれば儲かる気がしました。その日以降、レンタルビジネスについていろいろ調べました。

「カメラであれば年中レンタルのニーズがあるのではないか?」「美容家電なんかは試してから買いたいと考える人もいるのではないか?」「ブランドバッグは?」「着物は?」と、どのジャンルであればどのような料金設定になりそうか、どれくらい稼働すれば儲かりそうか? ということをひたすら考えていました。

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