上白石萌音&池田エライザ、音楽特番MC&生歌唱の二刀流で“なりきり嵐体験”「あそこで悦に入るために」
マイナビニュース / 2024年12月14日 5時0分
上白石:確かに安心感、信頼感があるよね。
池田:初めて聴いた時はびっくりでした。「まさかそんな歌声だなんて」という可憐さのギャップも含めてすごくいい衝撃をもらえる。足さばきだってそう。歌われている時の軽快なヒールさばきがすごく軽やかなんだけど、重心がしっかりしている。それを見ていると本当に気持ちがいいんですよ。
上白石:衣装も選ばれし人が着られるデザインだと思います。
池田:自分は「ギリ似合わなそうだな」って思う。
上白石:いや、エラちゃんが着てるの、全部想像できる(笑)
池田:そういう意味では、「DESIRE」の時の髪型は、私の基本フォルムだから「DESIRE明菜ちゃんじゃん」って言われることもある。
●“時代のど真ん中”を生き抜いた曲が今も愛される必然
――おふたりとも、松田聖子さんと中森明菜さんのかつての曲をリアルタイムで見たり聴いたりしていない世代ですよね。
上白石:私の場合は完全に母の影響です。そもそもいつから聴き始めたか覚えていないくらい。たぶん、おなかの中にいた時から聴いてたのかなと思う(笑)
池田:胎教(笑)
上白石:だからあの声が血に流れてるの。母が歌う聖子ちゃんもずっと聴いてきたし、母が語る聖子ちゃんの魅力もずっと聞いてきたし。
池田:私は、ファッションのお仕事で一緒になる方々が愛してらっしゃるので、その影響で詳しくなったのかな。『The Covers』(NHK)をやっていたというのもありますが、気づけばすごく身近になっていた気がします。
――なぜ時代を超えて多くの人に愛されているのだと感じていますか?
池田:洋服とかトレンドもそうですが、歌って今どういう時代を自分たちが生きているのかによって、当時の彼女たちのエネルギーが巡り巡って愛されているんだと思います。「不景気になるとギャルの眉が細くなる」と似たようなことが、意外とあるのかなと。
上白石:当時は毎週トップテンが発表されて、それを日本中が注目していた時代じゃないですか。やっぱりその時代に生み出されて、トップテンの階段にい続けた曲のサバイブ力もあると思います。当時のイケイケドンドンな時代の空気感もあったと思いますが、曲自体が持つ生き残り力が本当にすごい。“時代のど真ん中”をみんなが作って、そこでしのぎを削っていた曲が、何世代にもわたって今も聴かれているというのは、必然のような気もします。
――曲だけでなく、池田さんの髪型が中森明菜さんを想起されるという話もありました。
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