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来年は統一戦の可能性も? 寺地拳四朗、ユーリ阿久井政悟が前戦を自己解説

マイナビニュース / 2024年12月13日 15時0分

画像提供:マイナビニュース

WOWOWは、12月23日に『エキサイトマッチSP「寺地拳四朗vsロサレス」「ユーリ阿久井政悟vsタナンチャイ」』(21:00~WOWOWライブ/WOWOWオンデマンド)を放送&配信。スペシャルゲストに寺地拳四朗、ユーリ阿久井政悟が登場する。

開局以来、世界最高峰のボクシングを充実の解説・実況陣とともに紹介し続けているWOWOWの『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』。12月23日のスペシャル版にフライ級WBC王者の寺地拳四朗、WBA王者ユーリ阿久井政悟が登場。寺地が2階級制覇を成し遂げたクリストファー・ロサレス戦(10月13日)、阿久井が同日開催のタナンチャイ・チャルンパックとの試合を振り返る。

会心ともいえる11回TKO勝ちを収めて2階級制覇を成し遂げた寺地。戦前は元WBC王者のロサレスが身長で4㎝、リーチ16㎝も上回っていたとあって寺地の苦戦を予想する声もあったが、「1、2ラウンドはパンチが当たらないかと思ったけれど問題なかった」という。「横への動きとクリンチも練習した」という寺地は抜群の距離感とスピード、スキルで元王者を翻弄。3回にはカウンターの右を決めて相手をぐらつかせた。4回に左を被弾したが、以降は差を広げて11回開始早々に試合はストップ。寺地のTKO勝ちが告げられた。「タフで攻めてくるところは攻めてくる怖い相手だったが、いい動きができたと思う。いまはフライ級が適正階級だと思う」と振り返り、「"激闘時代"は(現役は)あと1年ぐらいかなと思っていたけれど、今回はパンチが見える距離で戦えた。今はもっとやれると感じている。知識も増えたし伸びしろもあると思う」と次戦以降も期待させるコメントを残した。

一方の阿久津は24連勝中の挑戦者を退けて2度目の防衛を達成。戦前は「今回のテーマは勝つこと。KOでも判定でもいいけれど、できればKOで」と意気込むも「前半、ボディジャブで削っていこうかと思ったが、相手が下がっていたので思ったようにいかなかった」と反省の弁も。中盤は相手の反撃を許す場面もあったが、最後の2ラウンドで積極的に攻めて貴重な2ポイントを獲得して判定勝ち。「もっと出入りして詰めていけばよかったかもしれない。前に出るだけになってしまった」と自戒し、「勝って反省できたのでよかった」と振り返った。

気になる次戦についても言及した寺地と阿久津。寺地は「阿久井選手とやりたい」とWBA王者の名前を出しながら、「金メダリスト(ガラル・ヤファイ)とも戦ってみたい」と願望も。一方の阿久津は「統一戦となれば断る理由がない。ボクシング界がそういう流れになってきている」と意欲を見せ、「寺地拳四朗選手とは僕が世界チャンピオンになる前にスパーリングもしているし、それにファンが臨んでいるので」とWBC王者の名前を挙げるなど、2025年も2人の動向から目が離せない。

なお、12・1月の『エキサイトマッチ』は、12月16日『エキサイトマッチ~世界プロボクシング WBC米国/IBF・WBOインターコンチネンタル ライト級タイトルマッチ キーション・デービスvsグスタボ・レモス』(21:00~ WOWOWライブ/WOWOWオンデマンド)、12月30日『エキサイトマッチSP「井上拓真vs堤聖也」「岩田翔吉vsノリエガ」』(21:00~ WOWOWライブ/WOWOWオンデマンド)、1月6日『エキサイトマッチSP「中谷潤人vsペッチ」「那須川天心vsアシロ」』(21:00~ WOWOWライブ/WOWOWオンデマンド)を放送・配信する。
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