「リートン」使ってる? 初見の筆者が「最も簡単で便利な生成AI」に興味があって聞いてきた
マイナビニュース / 2024年12月23日 10時30分
「リートン」というAIサービスをご存じだろうか。生成AI活用の入門にも適した便利なアプリだそうで、「誰にとっても利用しやすい生成AIのプラットフォーム」をうたい、主に個人がAIを活用して日々実際に「役に立つ」機能をまとめて使えるようにしたサービスを提供している。なお、サービスはスマホやPCから無料で使うことができる。運営会社は昨年11月に日本法人が立ち上がり、1周年も迎えている。
今回、これまでリートンに(筆者を含め)詳しくなかった人に向け、この新しいサービスについて運営に直接伺う機会があったので、その内容を紹介したい。話してくれたのは、リートンテクノロジーズジャパン Head of Japanのキム・キハン氏と、同ゼネラルマネージャーの増田良平氏の両名だ。
「リートン」とは? カジュアルで便利な生成AIアプリ
「リートン」は、大規模言語モデル(LLM)をベースとした文章作成や画像生成など、生成AIを使った流行りのサービスを集約した「AIプラットフォーム」だ。まだまだ敷居が高そうなAI活用だが、特に個人用途での使い道の明示、操作しやすいUIなどが手厚く用意されたリートンのサービスは、特別な知識がなくとも、ポチポチと直感的に入力していくだけで、生成AIによる具体的な成果物を出力できるように工夫されている。LLMは、「ChatGPT」「SD3」などの最新のAIモデルを使っているが、リートンはユーザー登録をするだけで(数量上限や期間などの制限もなく)無料で使えることもポイントだ。
運営会社のWrtn Technologies, Inc.は2021年に韓国で創業。創業者の一人で同社代表のイ・セヨン氏は、まだ28歳の若さだそう。学生時代のインカレイベントなどでの活動が発展し、友人たちと数人でWrtn(リートン)を立ち上げたという。社員数は現在100人ちょっとの規模になっており、半分以上はエンジニアと、まさに、ザ・テック系スタートアップというおもむきだが、韓国ではApp Storeにて人気ランク1位、かつライフスタイル部門で1位を獲得。Google Play ストアでもライフスタイル分野で1位を獲得と、すでに評価を得ている。日本では東京都による「金融機関等と連携した海外企業誘致促進事業」第1号企業として選定されており、2023年11月に日本法人「リートンテクノロジーズジャパン」が設立されている。2024年現在、月間ユーザー数は日韓の10代後半から20代後半の若いユーザー層を中心に500万人を超え、韓国以外での認知が広がりつつあるという状況だ。
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