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社会人1年目が"苦手な時間"、2位「プレゼン」、1位は?

マイナビニュース / 2024年12月17日 17時50分

画像提供:マイナビニュース

シチズン時計は12月13日、「社会人1年目の仕事と時間意識」調査の結果を発表した。同調査は、2024年10月11日〜21日の間、全国の2024年春入社の社会人(正社員)400人を対象にインターネットで実施したもの。

はじめに、会社で過ごす時間の中で「好きな時間」はあるかを聞いたところ、「同僚・上司との雑談」(37.3%)が最も多い結果に。次いで「資料作成」(20.0%)、「スケジュール管理」(15.0%)と続いた。未経験の業務や社会人としてのプレッシャーに直面しやすい新入社員にとって、職場での雑談が良い息抜きやコミュニケーションの場になっているよう。

一方、苦手な時間については、「電話応対」(37.0%)が最も多く、次いで「プレゼンテーション」(17.5%)、「社外の人との雑談」(13.0%)と続いた。新入社員世代は、物心ついた頃から携帯電話が普及しており、見知らぬ人からの電話に出たり、かけたりする機会が少なかったと考えられるとのこと。

次に「無駄だ」と感じる仕事時間を尋ねると、約2割が「朝礼」と回答した。これは2017年に実施した同調査の15.3%から大幅に増加しており、朝礼の必要性に対する意識が変化していることがうかがえる。

1日の勤務時間(残業を除く)のうち、集中して仕事ができる時間を聞くと、「4時間」が最も多く、20.3%を占めた。「5時間」(17.5%)や「6時間」(14.0%)も多く、全体として“4時間以上”の集中時間を確保できている社員が多いという。

仕事のパフォーマンスを最大化するために、時間を自由に決められるとしたら、通勤時間の理想は何分かを聞いたところ、通勤時間は「15分」(27.3%)が最も多く、「30分」(26.3%)と合わせて“30分圏内”が半数以上(53.6%)を占め、短い通勤時間を望む傾向が強いことが分かったという。

職場に慣れてきたと感じたのは、勤め始めてどのくらいたってからかを質問したところ、「約3カ月」と回答した人が最も多く、21.5%を占めた。これは2017年の同調査(21.0%)とほぼ同じ割合で、職場に慣れるまでの時間に大きな変化はないよう。

職場で失敗しても「新入社員」を理由に大目に見てくれたのは、勤め始めてからどのくらいまでかを聞いたところ、「いまだに新入社員扱い」と感じている人は46.3%で、2017年の同調査(48.3%)とほぼ同水準であった。

一方で、最初から「新入社員扱いはない」と感じている人は3.3%とごく少数で、新入社員として一定期間は失敗を許容される環境があることが分かった。
(上和田美紅)

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