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NTT西日本グループが新規事業を紹介 - AI、ドローン、データ連携などのソリューションが続々登場

マイナビニュース / 2024年12月16日 16時9分

画像提供:マイナビニュース

NTT西日本は12月13日、大阪本社にてグループ6社の新規事業について紹介した。AI、ドローン、データ連携など、NTT西日本グループの強みを活かしたソリューションが勢揃いしている。関係者は「成長領域のさらなる拡大に向けて、各社で新規事業に注力しています。今年度は減収減益の予想ですが、これら新たな取り組みを起爆剤にして、2027年度にはV字回復を目指します」と意気込んだ。

○■NTTビジネスソリューションズ『データ連携基盤サービス』の特徴

NTTビジネスソリューションズの『データ連携基盤サービス』は、自治体と連携したスマートシティの実現に向けた取り組み。内閣府が進める「デジタル田園都市国家構想」では、住民の暮らしを支える様々なサービスの間で必要なデータを連携・共有するシステムの整備が求められている。

そこで同社は『データ連携基盤サービス』に4つの特徴を持たせた。「データ仲介機能」は、データの蓄積・管理・連携を担う。「API接続」により、さまざまなサービスと連携する。「地図基盤」は、データ連携基盤に蓄積されたデータを住民などが自由に抽出して地図上に表示させるもの。「開発者ポータル」では、蓄積されたデータ、APIを検索して確認できるようにする。

サービスの目指す世界観として、担当者は「今後、さまざまなシステムやデータを統合することで、住民、そのエリアを訪問される方々がさまざまな分野を横断・連携したサービスによる価値を享受できるようにします。都市をつないだ地域間連携も実現します。これにより、個人個人に最適化されたサービスが提供できる社会をめざしていきます」と説明する。

○■NTTフィールドテクノ『AudinAI』の活用で、安心安全のまちづくりに貢献

NTTフィールドテクノでは『AudinAI』を活用したインフラ設備の診断サービスを提供する。たとえば同社が日常業務で使用している車のドラレコデータを活用し、AIによる劣化診断システムを連携することで道路構造物の錆、路面塗装の剥離、路面のひび割れなどを検知。これにより自治体の巡回点検を代行する。またカーブミラー、ガードレールなどの台帳整備にも活用。安心安全のまちづくりに貢献する。

ドローンによる設備点検サービスも提供する。橋梁本体、橋梁添架管路、鉄塔などの点検をサポート。西日本全県にドローンパイロットを配置して、空撮などの要望にも応える。

このほか、埋設物の工事を行うときの立ち会い受付のオンライン化を進めている。従来であれば、工事の際はガス、電力、上下水道、通信、鉄道の各事業者に個別に申請する必要があった。これを「立会Web」で一括受付を可能にする。作業者側、事業者側の双方の負担を減らし、未申請による掘削事故の低減にも貢献する。

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