1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【2024年冬のボーナス】公務員の平均支給額はいくら? ”追加”で支払われる金額は

マイナビニュース / 2024年12月18日 11時39分

直近10年分の推移を見たところ、今年の冬ボーナスは、追加分を合わせると過去10年で最も支給額が多くなる見込みです。なお、支給額が70万円を超えるのは、71万円が支給された2018年ぶりとなります。2020年〜2022年は65万円台が続いていましたが、2023年、2024年は順調に支給額が伸びています。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「2024年冬のボーナス見通し」では、公務員の2024年の冬ボーナスについて、「公務員の給与・ボーナスは、今後も民間の賃金上昇に追随する形で増加が続くとみられる」としています。

民間企業は、好業績と人手不足を背景にボーナスの堅調な増加を続けていますが、公務員のボーナスも同様に、今後も着実に上昇傾向を示してくれそうです。
■ボーナスの使い道で多いのは?

今冬は70万円台に上る見込みの公務員のボーナス。では、世の中の人はボーナスをどのようなことに使っているのでしょうか。

株式会社ロイヤリティ マーケティングが実施した「第61回 Ponta消費意識調査」(※)によると、2024年冬のボーナスの使い道は、11年連続で「貯金・預金」が1位(33.5%)となりました。

次いで2位は「旅行(宿泊を伴うもの)」(6.7%)、3位は「食品(ふだん食べるもの)」(6.4%)、4位は「外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)」(4.9%)、5位は「財形貯蓄」(3.8%)、6位は「投資信託」(2.5%)と続いています。

「貯金・預金」の割合は2019年調査(40.5%)以降、5年連続で前年を下回っているものの、未だ「ボーナスはまず貯金」と考える人が多くいることがうかがえます。その他は、旅行や食事、金融資産に充てる人が多いようです。

3位の「食品(ふだん食べるもの)」は2019年の4.8%から今年は6.4%に、6位の「投資信託」は2019年の1.2%から今年は2.5%に増えています。こうした結果から、物価高騰によってボーナスを生活費にも充てる人が増えていること、投資への関心が高まっていることなどが推察されます。

(※)調査期間: 2024年9月24日(火)~9月27日(金)、調査対象: 「Pontaリサーチ」会員3,000人
■今後も増額が続く見込みの公務員のボーナス

2024年の国家公務員の冬ボーナスは、追加分と合わせると72万2,000円が支給される見通しです。また、民間の給与水準との格差解消、物価高騰への対応により、今後も増額が予想されています。今後も、公務員、民間企業ともにボーナスの上昇傾向が続くことを願いたいですね。

武藤貴子 ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント 会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中 この著者の記事一覧はこちら
(武藤貴子)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください