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AirTagに微妙な数値違いのボタン電池は使えますか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

マイナビニュース / 2024年12月17日 11時15分

画像提供:マイナビニュース

大きい碁石のような外観の「AirTag(エアタグ)」は、カバンや財布に忍ばせておくといつでも「探す」アプリで現在位置を割り出せるアクセサリーです。紛失・盗難防止に役立つことから、多くのiPhoneユーザに活用されています。

そのAirTagはボタン電池で稼働するため、定期的な電池交換が必要です。通常の使いかたで寿命は1年ほど、残量が低下してくるとiPhoneに交換を促す通知が表示されるため、いざというとき電池切れで約に立たないということがありません。

ボタン電池と通称される薄型電池は、1文字目は電気化学系を表す英字(L=アルカリ、S=酸化銀、C=二酸化マンガンリチウム)、2文字目は形状を表す英字(R=円周)、4桁ある型番の最初の2桁は電池の外径で後ろの2桁は厚みを表現しています。

市販のボタン電池にはいろいろな種類があり、AirTagに指定されているのは「CR2032」。AirTagの電池カバーを外せばわかりますが、外形20mmぴったりの円形でなければうまく収まらず、厚さ3.2mmちょうどでなければ接触不良を起こしかねません。

実際、微妙に厚さが異なる「CR2025」でもAirTagは動作することはありますが、ある程度激しい動きが予想されるデバイスなだけに、長期間にわたり安定動作するかどうかとなると不安が残ります。工場出荷時点で装着されていたものと同じ、型番が「CR2032」のボタン電池に交換するようにしましょう。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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