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帰省時に恋愛・結婚話にプレッシャーを感じる未婚男女、実際帰省を辞めた人の割合は?

マイナビニュース / 2024年12月18日 11時26分

画像提供:マイナビニュース

恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するエウレカは、恋活・婚活に関する家族間のコミュニケーションについて、インターネット調査を行った。調査期間は2024年11月12日~2024年11月14日で、調査対象は全国に住むペアーズユーザー(20~39歳の男女4,047人)であった。

帰省時に実家で恋愛や結婚の話をした経験がある独身者(実家暮らしを除く)は72.1%で、そのうち2人に1人は「(恋活・婚活への)プレッシャーを感じる」と回答した。また、プレッシャーを感じている人のうち、これらの話題が憂鬱で「恋活や婚活のモチベーションが低下したことがある」と答えた人は42.9%であり、「帰省を実際に取りやめたことがある」と答えた人は17.4%であった。プレッシャーを感じた若者はモチベーションが低下するだけでなく、実際に帰省を取りやめるまでに至っており、いわゆる「帰省ブルー」と呼ばれる状態が行動に表れた可能性があるという。

帰省時に恋愛・結婚の話題を振られた経験がある人に「プレッシャーを感じたことによる帰省時の行動」を選択形式で質問したところ、最も多い回答は「特に何もしていない」で38.2%であり、具体的な行動として最も多かったのは「恋愛や結婚よりも優先度が高い事柄があると伝える」で27.7%であった。また、優先度が高い事柄の具体的な内容を質問したところ、「仕事」(39.7%)が最も多く、続いて「趣味(推し活など)」が28.4%、「自分磨き」が13.4%であった。価値観が多様化する社会で、自分なりの人生を見つけた多くの若者が自身の想いを家族に伝える一方で、会話を避ける行動を取ったり、実家でプレッシャーを感じたままにしたりして過ごす人が数多くいる実情がうかがえるとのこと。

婚活の話題でプレッシャーに感じた具体的な内容として、最も多い回答は「恋人はいないのか? と聞かれる」で、66.3%であった。続いて「孫の顔が見たい」が34.4%、「〇〇さんは結婚したらしい」が28.7%と、本人の状況に直接触れないながらも親自身の気持ちを伝える言葉が並ぶ結果となった。自分のペースで恋愛や結婚と向き合いたい人にとって、決まった将来像への期待や他人との比較は心理的負担を感じる傾向があるようだという。

結婚に関連する価値観について世代間ギャップを感じているか聞いたところ、「とても感じる」の回答が最も多かった価値観は「子どもの有無」で31.4%、逆に少なかったのは「結婚相手の学歴」で10.1%であった。「とても感じる」と「やや感じる」の合計で見ると、最も割合が高かった価値観は「結婚する年齢」がトップとなり、昨今の少子高齢化や晩婚化の状況も反映した結果と言えそうであるとのこと。

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