田尾安志、田中将大が来季活躍できると思う理由「今年は1試合投げただけ」「これは…」

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元プロ野球選手で野球解説者の田尾安志氏が16日、YouTubeチャンネル『田尾安志【TAO CHANNEL】公式YouTube』で公開された動画「菅野投手の抜けた投手陣のリーダーとして期待【12/16】」に出演。田中将大が来季活躍できると思う理由を述べた。

○田中将大の2桁勝利にも期待

昨秋に受けた右肘クリーニング手術の影響で出遅れたことにより、2024年シーズンは9月28日のオリックス戦でようやく一軍初登板を迎えた田中。4・5回に失点を重ね、5回6安打4失点となり、その後登録抹消。プロ入り後、初となるシーズン未勝利に終わると、11月には楽天を退団したことが大きな話題となった。

そんな田中について、田尾氏は「今年は1試合投げただけ。肘のクリーニング手術ということがあって、試しの1試合というだけでしたけれども」「これはですね、僕は良い休養になるんではないかなと思うんですよね」と持論を展開。

「1年間、体を休める。休めると言ってもトレーニングもしっかりしますけども、来季に向けてとにかくしっかり投げられる体を作っていける」と続けつつ、「またリフレッシュした田中将大を来シーズン見られるかもしれない。僕はそういう期待もあってですね、ドラゴンズサイドには『とったらどうかな?』っていうような話もしたんですよね」と打ち明けた。

また、「色んな人が色んなことを書かれております。その中でみんな『そんな活躍することはできないんじゃないか』といろいろ言われておりますけど」「『勝っても5勝ぐらいまでじゃないか』っていうような話が出てますけども」と、現時点での予想は厳しいと説明したうえで、「僕は2桁勝利っていうものも、可能性として残ってる。そういうふうに思ってます」と期待を寄せていた。

【編集部MEMO】
田尾安志氏は、中日ドラゴンズ、西武ライオンズ、阪神タイガースで活躍した元プロ野球選手。現役引退後は野球解説者として人気を博すだけでなく、タレントとしても活動。東北楽天ゴールデンイーグルスの初代監督も務めた。
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