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「第16回 IIBC高校生英語エッセイコンテスト」表彰式開催

マイナビニュース / 2024年12月19日 9時10分

画像提供:マイナビニュース

日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、高校生を対象に毎年開催している英語エッセイコンテスト「第16回 IIBC高校生英語エッセイコンテスト」の表彰式を、11月23日に国際連合大学で開催した。

同コンテストは、高校生を対象に異なる価値観やバックグラウンドを持つ人との交流から得た気づきや変化を英語で表現する場として、2009年から開催している。後援は文部科学省、米国大使館で、協賛は一般社団法人 日米協会。

今年度は「つながる心、広がる世界~コミュニケーションを通じた響きあい~」をテーマとし、個人部門では179校・330作品、団体部門では47校・2,863作品という過去最多応募数となった。

その中から、個人部門の受賞者11名を表彰し、副賞としてテンプル大学ジャパンキャンパス・アカデミック・イングリッシュ・プログラム(AEP)が開講する「高校生から始めるカレッジイングリッシュ講座」の受講と、「TOEIC Listening & Reading公開テスト」の無料受験を贈呈。

個人部門の受賞者は11名でうち1名は複数受賞となった。複数受賞を含め、最優秀賞1名、優秀賞1名、優良賞1名、特別賞6名、日米協会会長賞3名、アルムナイ特別賞1名となっている。また、団体部門では1校20名(20作品)以上の応募校46校に奨励賞が贈られた。

個人部門の審査員は、松元茂氏(東京国際大学教授、立教大学名誉教授)、馬越恵美子氏(桜美林大学名誉教授、異文化経営学会会長)、ロッシェル・カップ氏(ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社長)、杉浦康之氏(公益財団法人東洋文庫専務理事)で構成。審査員長は 藤沢裕厚氏(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会 理事長)となっている。

最優秀賞に選ばれたのは、さいたま市立大宮国際中等教育学校2年の古賀杏奈(こがあんな)さん。受賞コメントの中で「このエッセイは、私がアメリカ人の友人との交流で体験した価値観の違いや、それに対して感じたモヤモヤについて書いたものです」とエッセイの背景を明かしている。

また、「エッセイを書きながら、価値観の違いと友情の関係について考え『違いを超えた友情には何が必要か』という問いに対する自分なりの答えを見つけることができました。今後も『違い』にとらわれず、世界中の人々と関わりながら豊かな人間関係を築いていきたいと思います。ご指導くださった先生と審査員の皆様に心より感謝申し上げます」とコメントを寄せた。

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