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【開発者インタビュー】ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車が初のフルモデルチェンジ!「パパママ共用」が実現できる理由を聞いた

マイナビニュース / 2024年12月26日 9時54分

画像提供:マイナビニュース

完全なる“夫婦共働き時代”に突入し、電動アシスト自転車に対するニーズも変わりつつあるようだ。

ヤマハ発動機の人気子乗せモデルが来年、初のフルモデルチェンジを行い、「PAS babby」「PAS kiss」として生まれ変わる。テーマは「夫婦共用」。長く根付いていた「子乗せ自転車=ママの乗り物」という先入観を一新し、ママもパパも快適に乗れるモデルを目指したという。

では一体、今回のフルモデルチェンジではどこがどうアップデートされたのか。ヤマハ発動機のeBikeビジネス部で商品企画を担う山内理沙さんと、開発を担当した梶田剛さんに話を聞いた。

テーマは「夫婦共用」! パパは子乗せモデルに何を求めている?

――まず、「PAS babby」と「PAS kiss」はどんなモデルとして誕生したのか、その位置づけについて簡単にご説明いただけますか?

山内 電動アシスト自転車にもいろんなカテゴリーがありますが、PAS babbyとPAS kissは“子乗せモデル”というカテゴリーに属する主力モデルです。自転車協会が定めた「幼児2人同乗基準」を満たしているので、お子さまを2人、前後に同時に乗せられます。

PAS babbyのほうはチャイルドシートが後ろに、PAS kissは前に標準でついていますが、メインフレームやリアキャリアは同一。2017年にデビューして以来、マイナーチェンジは何度かあったのですが、フルモデルチェンジは今回が初となります。

――フルモデルチェンジのテーマが「夫婦共用」とのことですが、このテーマに至った背景について教えてください。

山内 もともと子乗せ自転車は“ママが乗る自転車”というイメージが強かったのですが、一歩引いて社会を見てみると、共働きの夫婦は増え、男性の育休促進もトレンドとなり、昔よりパパが子育てに積極的に関わる時代になってきています。実際に私の周りでも、パパが送り迎えしている家庭が増えたように感じていました。

――それでパパたちも乗りやすいようモデルチェンジした、ということですね。パパが子乗せモデルに求めるものって、何なのでしょう?

梶田 まずはパパが必要としている要素、困りごとや使いやすい機能を探るため、子乗せ自転車のニーズが高い地域に赴き、市場の調査を行ったり、実際に子乗せ自転車をその土地で使ってみて、どういう部分で不便を感じるかを体感したりしながら、「夫婦で快適に乗るにはこういう機能がないといけないんだな」「夫婦共用するにあたってこうしたら便利だ」と確かめていきました。

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